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ペディア抜きダンタルサガ(ヒラメキウォズレックの復活)

サガとメイ様はデッキが無限に浮かぶので良カード 
みなさん お久しぶりです ムベです。

今回は先日動画であげたペディア抜きのダンタル型サガを紹介したいと思います。ギミック自体は3月に思いついてからずっと愛用しているのですが、7コストの枠がやっと納得がいったのでついに人前に見せる時が来ました。前置きは後にして早速レシピの紹介です。

デッキレシピ 回し方

今使っているレシピはこんな感じです。動かし方としては
サガ→イザナギ→ダンタル→ヴァイモデル→サガ→イザナギ→ダンタル→ウォズレック→ダンタル×2→7コストの生き物→ブラックビッグバン→サガループと組み合わせて勝ち です。詳細は動画を見てください(この記事の目的の9割は動画への動線です)


サガ1枚で山を削り切るルートはこちら

https://youtu.be/cgMSEgGtOg0


見たくないという方は採用候補のところまでは目を通してもらえると嬉しいです。

採用理由

氷牙レオポル・ディーネ公 / エマージェンシー・タイフーン

最強のルーター 単色 トリガー いうことなし

龍装者“JET”レミング/ローレンツ・タイフーン

ルーター2種目 カードパワー的に筆者はこのカードが大嫌いだが2ターン目に引きたいので本人には言えずにいる。

ブラタイは呪文型のデッキなので墓地にクリーチャーが2枚行かない可能性があり優先度は低い

冥界の不死帝 ブルース /「迷いはない。俺の成すことは決まった」

もう一回遊べるドン 最強の受け札その1

蝕王の晩餐

後述しますがこのデッキのダンタルはヒラメキプログラムです。ヒラメキが使えるとして4枚から減らします?いやない

絶望神サガ

神 愛してる

蒼狼の大王 イザナギテラス

多分サガより悪い奴 

戯具 ヴァイモデル

最強の受け札その2 本当にすごいカード サガ1枚からでもループできる確率が跳ね上がります。是非一度試してみてほしい 後安い

ループのパーツとしてだけで見るなら採用枚数は2枚までなら減らせるがトリガーから返せるのはやはり魅力

サイバー・K・ウォズレック / ウォズレックの審問

デュエマで12を争うレベルで好きなカード 初動を確実に落とせるハンデスって最高 後半も腐らんどころかフィニッシャーにもなる。
これも2〜3まで減らせるが後手まくりに使うのとフィニッシュをうまぶった結果4になった。
ドアノッカ=ノアドッカ / 「…開けるか?」

このカードがGP前に欲しかった。トリガーならブレラも取れるしとこしえアプルも取れる。デッキに無理やり7コストを採用している感がなくなった。
メタ除去枠なのでカード指定除去とかを積むなら減らす枠かもしれん

不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン

サガループと組み合わさってはいけないカード 少なくともdoom型よりはこのカードがフィニッシャーである理由ができていると思う。

フューチャー・ブレイン

フィニッシュ兼ドローソース ループの詰めにウォズレックの下面を使うのがイケメンだったので使っています。
クリーチャーではないのでルーターで切れないのが気になる時は気になる。この前2枚引いて処理に困ったので1枚をナンバーに変えてもいいと思いました。後1枠も後述するウキドゥに変えると思います。

採用候補カード(フィニッシュ札)

堕呪 ウキドゥ

とどめの刺し方はブレインと同様 墓地肥やしは1枚しかできないのとトリガーが多いので自分のトリガーを落とす行為が弱いと思い採用していなかった。ただドアノッカが入り墓地にクリーチャーが1枚だけの状況が増えたので次のターンにサガできる可能性を考えると今はこちらの方が評価が高い。

機術士ディール / 「本日のラッキーナンバー!」

無限に撃つなら定番の呪文 ペディア型だと山を減らさないのが評価される。このデッキの場合フィニッシュの枠に青単色を2枚取りたいが両方呪文にしたくはないのでうち1枚にクリーチャー面を持たせるために採用

偽槍縫合 ヴィルジャベリン

多色なのがネック ウォズレックで撃つ呪文をダンタル2発にすることで好きなクリーチャーの出た時能力を使いまわせる。
ループさせて相手のカードを全て墓地に叩き込みLOまで待つ あとはオブザ8号を採用するとオブザにダンタルを当てて出すというプランができる。

終末の監視者 ジ・ウォッチ

ジャベリンが多色なのが気になる人用

サイバー・J・イレブン

一番オシャ きめろ エゴイスト

採用候補カード(7コスト枠)

サイバー・I・チョイス

青単色のトリガー ただそれだけ

天命龍装 ホーリーエンド / ナウ・オア・ネバー

流石に冗談だった。構築次第では全然冗談でもなかった

堕悪の覇王 シャークウガ/闇の魔改造

とこしえアプル取れんくて終わり 

アーチャー・チュリス/ボルカニック・アロー

ここから真面目枠 
メタ除去と盾落ちケアを同時にできる良カード 結構本気で採用候補だった

キング・ザ・スロットン7/ 7777777

ドアノッカがない時の一番の候補はこれだった。というかこいつからスタートした。ただ無色なのが本当にネックでデッキに詰める枚数の要求がエグかった。

俺神豚 ブリタニア /「カツキング、俺とお前の勝負だ!」

候補その2 最強位決定戦の直後だったので武の攻略が鍵だと思っていたところ、除去と墓地肥やしが同時にできる点が目を引いた。闇単色なのも高評価。もっと手打ちしやすいコストなら使っていたと思う。

カツラデランス /「アフロ行きま~す!!」

ルータ枠の7コスト 詳しくはGPオリジナル編で

ここからが本編

ではここから作成した目的の1割に行きたいと思います。
私はゼノンザードで言った魔力ケイラやデュエマでいうアビスループみたいな挙動が「終わっている」タイプのデッキを作るのが大好きです。
今回のサガループもせっかく色々なギミックが思いついたのと初めて「勝つため」に結構な時間をかけて練り上げたので、その時に考えたことを残しておくことでいつかまた別のク◯デッキを作る時の参考にしようというものです。

僕が毎回変なギミックをどういうふうに思いついて形にしていくのか気になる人は読んでくれると嬉しいです。デッキ制作で参考になる点も多分あると思います。

あとはなんでこんなデッキができてしまったのか気になる人も読んで見ると同じようなデッキを作れるかもしれません。

デッキの制作経緯(なぜペディアが抜けたのか)

サガ1枚から勝てるように


アビスロイヤルを与えられたにもかかわらずループをするような人間にサガなんてものを与えたらどうなるか それは火を見るより明らかでした。最強位決定戦をみてGPへのモチベが出た自分はサガの研究を始めました。

まず最初に考えたことはその時点での差がほぼ確実に規制が入ると踏んでいたのでフィニッシュはDOOMに頼らないこと。(実際に死んだのはイワシンだった。予想はDOOM)2点目が可能ならサガ1枚からでもループをできるようにすること。そして3点目がメタカードへの対応方法です。

メタのメタを考える時に注目したのはその時点でのサガメタは3ターン目ループを意識した結果、3コスト以下のカードに集中していたので、審問を採用することに決めました。

その際にやはり上面も有効活用したいと考え、ウォズレックで調べたところヒラメキウォズレックがありました。そしてある一つの仮説が立ちました。

デッキを全て墓地にすればダンタルは4枚詰めるヒラメキでは?

デッキのコンセプトが決まった瞬間です。

スタートはここからです。流石に最初はペディアを入れていました。強いので。

フェアリーチャンネルの禁記録を参考にこんな感じへ(ラジアルだとダンタルが打てない)ただフィニッシュ方法まで既存のヒラメキに寄せる必要はないと思いここから特殊勝利やエクストラターンでカード検索をする日々が始まります(約二日)

プロトタイプの完成です。フィニッシュ方法はウォズレック→ダンタル+クリスティナ ウォズレック破壊してフォーミュラ 手札はゼナークでなんとかして勝ち です。

これだとフィニッシュに5枠も使っています。なんとか1枠減らせないかということでこんなフィニッシュも考えていました。

ウォズレック+イザナミ→ダンタルダンタル→ウォズレック壊してヲヲロライザナミ壊してユニバース 4枠ですみました。

ただこの2種類のフィニッシュは同じ理由で没になりました。そう一二三の存在です。

4邪に有利デッキなのに4邪に止められるフィニッシュ方法は訳がわかりませんよね。フィニッシュ方法を検討することになりました。

そしてビッグバンのフィニッシュを検討していたのと同じ時期にある一つの疑問が浮かびました。それが

ペディア弱くねえか?

このデッキの場合ペディアはウォズレックへの中継地点でしかありません。4枚手元にはあるもののこんな用途でしかも多色のカードを採用して良いものか常々疑問でした。

ここからは真面目な話でフィニッシュ枠を5から4に変えるためにはウォズレックから撃つ呪文はデッキのメインエンジンすなわちダンタルでなければならないと考えていました。(ここで迷いをうつ選択肢に気付けば良くあるペディア型に辿り着いたのかもしれません。ただダンタルは絶対4枚だと思っているのと結局ぺディアの枠をヴァイモの方が受けが強いってなったので使ってはなかったと思います。あとは友人がGPで4邪を握る予定でペディアを全部使う可能性が高かった)

話を戻します。ここでダンタルの枚数に着目をすると手札から打つのがイザナギの1回、墓地から打つのがウォズレックの2回とペディアの1回なので墓地で打つダンタルが2枚多い状況です。これよりかは手札から2発ダンタルを打ち、墓地から2発ダンタルを売った方が枚数比が綺麗で使いやすいって話ですね(ペディアでダンタル打ってペディア破壊するとボトムに行かないのを知りませんでした。まあ勘違いのお陰でヴァイモと出会えました)

で5コストの枠を手から呪文唱えるカードとサガを蘇生させるカードを探していたところヴァイモとかいうトリガー3枚肥やしでサガ出せるカードに出会えました。

だいぶ原型に近づいてきましたね。クロックはヴァイモが入るなら入るっしょと安直に入れました。次にフィニッシュについては、先ほどの一二三問題を解決するために取り敢えずシャコに頼ることにしました。

バベルギヌスからシャコ出してウォズレックの呪文から迷い→サガループで勝ち。 正直バベルギヌスが2枚使えるならこれでよかった。代用カードを探したものの殿堂カードの代用なんぞあるわけもなく途方にくれていました。

8コストを採用すれば良いかと思うかもしれませんが7コストを2枚 8コストを2枚採用する枠はもうないわけです。1日考えてシャコのエクストラウィンは諦めることになりました。ただ1つ学びがあってそれが

盾からループ入ってそのまま勝つギミックにすればクロックの1枠を節約できる

ということです。本当に枠が厳しい中なのでこれは大きかったです。さああとはフィニッシュを考えるだけです。シャコと他のエクストラウィンが没になったので安全に勝つにはLOかコンボが決まったら相手の場を全て吹き飛ばさなければなりません。とりあえずダンタル1枚で出せる7コストのカードで片っ端から検索をかけました。そして

ダンタル2枚使えば7コストにバベルを入れる必要なく好きな8コストを出せる

ということに気づき、ブラックビッグバンにたどり着いたというわけです。

これまでの課題が全部解決した瞬間です。この頃はまだルーターが少ないですね。のちに増えます。このぐらいのタイミングでペディアループの話をちらほらと聞くようになりました。イザナギに反応するのは知らなかったので目から鱗でしたね。

じゃあペディア型とどっちを握ろうかという話ですが、ここはGPの環境読み等あるかと思いますが、その前に私のこのデッキの解釈を書こうと思います。それは

サガループ+ヒラメキウォズレック+カリヤドネループ(+ネバーループ+天文ループ)

です。どういうことかというと
・先3サガループという圧倒的速さ
・ウォズレックという妨害性能(+アドバンスでのGRを使った初動)
・即死トリガー8枚 トリガー12〜16という受けの硬さ
(工房のヤドネの動画と比較するとまあひどい)

世間一般との違いはやはり3点目ですね。要するにアポロとかみたいなループする前に殴り切ろうとする不届き者は盾からループしてさよならしましょうねーってデッキです。ここが自分のGP環境読みと噛み合っていました。

あとはサガ1枚からループに入れる確率が全然違うのも魅力です。

GPの環境読み

前提として2日とも同じデッキを握るつもりでした。理由は前日までバカ忙しい+仕事で3日間出張とかいう鬼スケジュールだったので複数のデッキを練習する余裕がなかったからです。
GPの環境ですがまあみんな殴って勝ちたいのとさっさと終わらせて物販行きたいマンおるやろうってことで
アドバンスは 赤青アポロ モルネク 赤単
オリジナルは 赤緑アポロ 赤単 がそこそこ母数を占めてると思っていました。

そこに対してしっかりと受けを採用するのと相手ターン中のループをすることでテスタを貫通できるのでヴァイモ型にすることにしました。

本選出場者を見るとメタ読みは当たったのでまあよかったかなと。敗因は思い出しただけでイライラするので書きません。

GPアドバンス

アドバンスならフィニッシュをメカーネンループにすればメインにフィニッシャーを積む必要がなく、龍獄殺でルーターの枠も作ることができます。

ルーターで上面が10コストでフィニッシャーにもなる神のカード

せっかくアドバンスに出るなら外部ゾーンは使いたい!ってなりました。サガの外部ゾーンはやっぱりゼーロンですよね。特に復活の儀に注目をしました。

復活の儀を使えばサガ→イザナギ→ヴァイモの際にさらに公開領域を2枚増やせます。これが思ったより見切り発車の成功率を上げてくれます。ただこれだけだと本当に1ドローと対価が見合っているかは怪しいです。

最初はGRをミラーの墓地メタとDOOMを止める全ノー 最悪殴りに行けるデーモンコマンドを採用していました。ただある練習で全ノーにダンタル打ってヴァイモデルを出すという動きを行い、フェアプロのヒラメキウォズレックの動画とネイチャーファイブスターの動画からあることを思いつきました。

4コストGRが初動になるのでは?

龍獄殺+ヴァイモデル+ダンタル が初動になった瞬間です。山上5枚にサガがいるとついにサガ0枚からサガループに入れます。(シニガミだと脅威の7枚)サガ1枚でループするところからスタートしてアドバンスでサガ0枚ループに進化したのはもはや感動です。これはぜーろんの1ドローと釣り合っていそうですね。CSにでていた友人に意味不明なシングル購入をお願いしていました。

きみたちは誰やねん

GPオリジナル

オリジナルはパルテノンをどこまで見るかって感じでした。その際に問題になったのが7コストの枠です。7コストのクリーチャーでカード指定除去できるツインパクトがいなかったんですよね。そこでルーターの枠にアフロを入れてクローシスにすることにしました。クローシスにすることでメタ除去にイデアパラドックスを採用することができました。英雄タイムじゃない理由は相手ターンにループをしても相手のボードを取りきれないからですね。(ドアノッカはその点も本当に優秀)

赤の枚数が足りないのでフィニッシュ札を赤いカードにする必要がありました。これに関しては別のデッキが解決をしてくれました。

作ってよかったMRCループ

それはデュエプレ最強クラスのカードパワーを誇るMRCでした。

自分が作っていたMRCループです。動かし方は割愛しますがボルモモをループさせてフィニッシュします。なんで紹介してないかは察してください。

この経験のおかげでボルモモはループのフィニッシャーになりうること、コオニ小町は強いということを知っていました。

一二三ケアができるのと9枚目の初動になりうること 墓地にあると受けに蘇生札2枚あった場合一枚でコオ二を出すことで手札からサガが切れること(ブルース2枚の場合は不可)
アフロと合わせてリソースの巻き返しになること 全てが優秀でした

フィニッシュの3枚目としてボルモモの2枚目でもよかったのですが、一二三ケアを考えて単体でも強いスコールを採用しました。全ハンデス+ランデス 全ハンデス+焼却 全ランデス+焼却のいずれかができれば勝っているという理論です。

ちなみに制作費用がハイパー安いです。少ない予算でサガループを体験したい方におすすめ(アフロの採用理由がちゃんとあるので)

追記 5コストの枠(ヴァイモ・ペディア・Mロマについて)


Mロマの不採用理由をnoteに記載するのを忘れていました。せっかく動画にコメントをもらったのでこっちに追記をしておきます。(修正が面倒臭いので基本そのまま載せます)

元のコメントはペディアの強みが色とポン置きが強いって話とMロマは採用したほうがいいって話です。

以下返信流用

まずペディアについて3点述べさせていただきます。

 1点目は青が安定するのはメリットの一つですが、同時に多色の枚数が増えることがデメリットになります。ただ色が違うことに関しては正直重く見ていません。理由としては5コストのクリーチャーは2コストのルーターで破棄する最優先カードの1枚だからです。2枚被ったときはマナに置きますが、基本的には抱えてルーターで落とす枠なので色の枠としてはあまり考えていませんし、その場合は後から引いたときにアンタップマナとしておけるほうが強いと考えています。

 2点目はポン置きについてですが、5マナある際にポン置きしてパフェジョを打ち直したりして後続につなぐのは強いと思います。ただこのデッキはフィニッシュがLOなのでパフェジョを採用しておりません。CSでいろいろなデッキと当たることを考慮するとペディアやパフェジョを採用したほうが対応力が上がるので向いていると思います。 ただ自分は対応力を上げるというよりかはサガミラーやメタカードを引かれる前に勝つために3キルの再現性を上げる、サガが1枚でも0枚でもサガループに入って勝てるデッキにすることを念頭にこのデッキを作成しました。(サガ0枚はアドバンスのみ)その際にペディアは3キルに全く関与しないのがどうしても気になりました。   

 ルーター→サガ→イザナギ→ダンタル→5コストクリーチャーと動いた際にペディアは墓地にダンタルとルーターしかなく、ルーターを打って次に備える形になりますが、ヴァイモデルはそのままゲームを終わらせられます。(別動画に動きを乗せています)またヴァイモデルをポン置きする場合、基本的にはサガが引けていない試合になります。例として5ターン目までにルーターを3枚うち、サガが1枚も見えていないときに山と盾25枚合計あるうちヴァイモデルで3枚落としてサガが落とせる確率は42%になります。ペディアは安定して強いがそのターンには勝ち切らないのに対し、出力に偏差があるもののそのまま勝つ可能性があるのは十分差別化点であると考えています。

 3点目の色を増やすことや腐るカードを採用することなく受けを強くできるメリットはおっしゃる通りです。輪廻亡命は検討したことがなかったので参考にさせていただきます。

 続いてMロマについては「3枚落としてサガループの確率を上げる」「ダンタルをマナ置き出来る」「パーフェクトダークネスなどを強く使える」が採用のメリットだと考えています。

 1点目を考慮するとヴァイモデル、2点目を考慮するとダンタルが差し替え枠として挙がります。もしくはそれぞれの5枚目としてほかのカードを抜く形になると思います。

 1点目はMロマからループに入る場合、マナに迷いを要求する分ヴァイモデルより要求枚数が多いです。せっかくイザナギを経由せずに出せるのに結果的に要求枚数が手札墓地が一枚減ってマナに1枚増えたのにあまり魅力を感じませんでした。(手札はイザナギでブルースもサガもない時とかにもってくるのであまり気になっていません)

 2点目のダンタルをマナにおける点はこのデッキはダンタルはフィニッシュ札だけでなく、サガ2枚目を引いていないときの展開札なので、素引きをしたいしイザナギで見えてほしいカードになります。個人的にこの形の場合ダンタルは減らすカードではないと思います。

 3点目についてはダークネスを採用していないのでその分通常のダンタルサガより役割が減っています。そこはペディアを抜いた理由と同様です。また打つ呪文が基本迷いかダンタルなので出力が大きく下がっています。

 ただ間違いなく1枚採用することで動きに幅が出るカードなのでヴァイモデル・ウォズレック・ドアノッカあたりを一枚減らして採用するのがよいと思います。(Mロマ→ウォズレック→ダンタルドアノッカでUSAブレラ貫通は魅力的なので)ただ自分はそこまでして採用したいかと言われたら3枚とも十分役割があるカードだしリストがきれいだからいいかなあとなって入れていません。

 対応力を下げた代わりに速度とアグロ耐性を上げた形なので、環境によって好みかなと考えています。

長々と書いていますがまあ正直Mロマ買う金がある人はペディア型を組んでると思います。

最後に


ここまで読んでくださった方がどの程度いらっしゃるかはわかりませんが、お付き合いいただきありがとうございました。

こうやってみると思った以上に色々なギミックが盛りだくさんのデッキでした。(没案も含めて)
・サガ1枚からヴァイモを使って2枚目を探す動き
・4コスGRと復活の儀でサガ1枚目を探す動き
・ダンタル4回使用での4→8へのコストアップ
・コオニ小町を使った受ける方法
・赤いパーツでのループフィニッシュ
・ツインパクト上面7コストの有効活用
・フューチャーブレインで呪文を唱えさせずに勝つ方法

ざっとでもこれくらいあります。サガと向き合い続けて色々なことに気づけて本当に楽しかったです。DMのモチベがすごく上がりました。

GP用だったのでギミックはずっと秘匿しておりました。なければもっと早く公開していたと思います。ただ同じタイプのサガが3ヶ月間全国どこにもいなかったのは意外でした。(自分の制作の過程を踏まえるとダンタルはデカブツを出すのが基本の使い方だと思うので)今は完全にペディアが主流になりましたね。

本当は結果を出してあげたかったし、CSなどにも出るべきだったのかもしれません。ただ如何せん本業がアホみたいに忙しいので余裕がありませんでした。もし代わりに使って入賞とかした方がいらしたら報告もらえると励みになります。あとはCSとかで使いたいのでアイデア浮かんだらくださいって方がいれば全然共有します。

いつの日かの自分へ また変なデッキを作ってください。その時の参考になれば幸いです。


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