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「ときめきスパッツァー」はなぜ最高なのか?(※ストーリーネタバレあり)


〇初めに

お疲れ様です。ムービンです。
普段ギャルゲやノベルゲームの実況動画を
作成している者です。

今回は過去に
実況させていただきました
ときめきスパッツァー
というフリーゲームの
好きなところ、
おすすめできる要素を
まとめていきたいと思います。

僕が
ゲームのおすすめポイントを
つらつら書くnoteも
早いことに
3つ目となりました。

触れさせていただいているゲームに
ついては実況順とかではなく
僕の気分です。
もちろん記事作成の順番に
優劣はございません。

「ゆーて、
先に書く作品の方が
印象強い(凄い)って
ことじゃね?」

って思うかもしれませんが、

ぶっちゃけ
実況させていただいたゲーム
すべて(単発含め約90種)の
note書きたいんですよね。

書きたいnoteの内容は
すべて頭にあります。

でも僕の脳は1つしかないので、
仕方がなく
1つずつ書いてます。

そう考えると、
僕の脳みそ、
5万個とかになんないかな?
いや、流石に5万個は
なんかきしょいな?

4つくらいで妥協するので
増えませんかね??
確かポケ〇ンのメタグ〇スとか
脳が4つあるって聞いたな??
今日から将来の夢はメタグ〇スです。

ところで、
noteってマガジンという機能で
記事をフォルダ分けできるみたいです。

ギャルゲ・ノベルゲーム系の
感想を綴った記事を
こちらにまとめました。 → マガジン

当たり前ですが(?)、
有料記事はないので
是非過去の記事も読んでみてください。

ということで、
やっとこさ本題に
入りたいと思います。

ちなみに、
今回は結構ネタバレ「あり」です。
物語のエンディングにも
触れるので比較的「あり」です。

この記事を読む前に
是非ご自身でプレイしてください。
ムービンの実況は見るな!!!!
初見を大切にしろ!!!
(自己否定)

では、
今回も記事を書かせていただきます。


〇「ときめきスパッツァー」とは

ときめきスパッツァー」とは
鳥ピウイ(・8・)」様によって製作され、
2021年8月にリリースされたフリーゲームです。
※下図をクリックするとダウンロードサイトに飛べます。

フリーゲームダウンロードサイト:ノベルゲームコレクションの
「ときめきスパッツァー」ページより引用

ジャンルはギャルゲです。
ノベルゲームであり、
物語前半の3択の選択肢で
攻略キャラクターが決定いたします。

そのため、
複雑なストーリー分岐がなく、
ギャルゲ初心者にもやさしいシステム
です。

またストーリー内容において
「ギャグ」の要素が強く、
いわゆる「バカゲー」に該当します。

バカゲーって
めちゃめちゃ悪口っぽいな?

大丈夫そ??
もちろん
誹謗中傷のつもりはないですが、
訴えられたら
100%負ける気しかしないので
許してほしいです!!!

この作品は
ツッコミどころが多く
ゲーム実況向きで
めちゃめちゃ笑える作品です。

今回はそんな
ときめきスパッツァー」の魅力を
勝手に語っていきます。


〇スパッツに対する愛

皆さん「スパッツ」は好きですか?
僕は好きです。

最低な章の開始だな???
性癖バレるの恥ずかしすぎか??

そんなスパッツ好きの
あなたに朗報です。
この「ときめきスパッツァー」というゲーム、
スパッツ愛にあふれています。

こちら↓↓のタイトル画面をご覧ください。

「獲得スパチラ」って何!?!?
初めて聞いた単語なんですけど!?
思わず集中線加工しちゃったわ!!

「獲得スパチラ」の上にある
「獲得スチル」は
イベントCGや
イベントスチルと呼ばれる
ストーリー内の特殊な1枚イラストを
見ることができる機能です。
※閲覧済みに限る。

じゃあ…
スパチラって何だ???

まぁ、
スパッツ好きならわかると
思うんですけど、
「スパチラ」は
「スパッツちら」です。

ほら「パンツちら」は
「パンチラ」っていうじゃないですか?

……
…いや、
分からんが???

「スパッツ好きならわかると
思うんですけど、」
って何???
誰?こんなこと書いたの?
僕!?!!?!!
僕だなぁ!!!
ムービン以外の何かが
ムービンに宿った??

常用語っぽく言ってみたんですけど、
僕は人生において
この単語と初めて出会いました。
叡智を広げることのできた
記念すべきゲームです。

まぁ、ツッコミはさておき、
「獲得スチル」が
ストーリー内の特殊な1枚イラストを
見ることができる機能であるなら…

「獲得スパチラ」は
「スパッツちら」を見れる機能…
…ってコト!?

そうです。
そういう機能です。

それもそのはず(?)で
このゲームのヒロイン…
「全員スパッツ属性」なんです。

「スパッツ属性」って
スポーティな女性や
活発な女性にあるイメージですが、
この作品においては
ヒロイン全員が
スパッツを履いています。

最高じゃん…

え?
そんな最強武器を
全員に装備してて良いんですか?

防御力の高い格闘士専用装備を
他の職業のキャラも装備しているような…
いわばチートのような感覚になります。

ずるいって…

幼馴染だろうが
清楚キャラだろうが
アイドルだろうが
スパッツを履いてます。

どういう世界線?
この世界では
流行の今風ファッションなん???

兎にも角にも
登場人物の全員がスパッツを
履いているだけではなく、
作中の「スパチラ」を
再度閲覧する機能があるということは
かなりのスパッツ愛があるということになります。

スパッツ好きの方には
特にプレイをお勧めします。


〇キッチュとギャルゲの綺麗な共存

皆さん「うんこ」は好きですか?
僕は好きです。

最低な章の開始だな???
いやさっきの章と同じ冒頭!!!

え?そういうルールでも課したんか??
僕は
「皆さん〇〇は好きですか?」って
言わないといけない呪いにでも
罹ったのか???

みんなに
狂ったんか?と思われそう。
それか、スカ〇ロ好きの変態と
思われそう。

もちろん狂ってません。
あと、スカ〇ロも好きでも
ありません。
でも、聖水は好きです。(最低)

この「ときめきスパッツァー」という作品は
「ポップ」と「キッチュ」を
テーマとしているギャルゲ
です。

「ポップ」は皆さんわかると思いますが、
「キッチュ」はあまり聞き慣れないですよね?

「キッチュ」は
「下品」という意味です。

下品にも色々ありますが、
この作品の下品は
少年少女が好むような下品さです。
レベル感としては
コ〇コ〇コミックに相当します。

例えば、
下図はゲーム内の
とあるシーンなのですが…

「ときめきスパッツァー」の
ゲーム内スクリーンショット

これ、
世間話したヒロインと別れた直後の
主人公の発言です。

「オレはう〇こしてから教室に戻ろう!」
じゃないんだよ。
もう少しヒロインとの会話の余韻に浸れ?
意気揚々とうんこすんな???

こういった「キッチュ」という要素、
実はノベルゲーム、
特にギャルゲのストーリーとして
盛り込むことが
めちゃめちゃ難しいんです。

正確には共存させることが
むちゃくちゃ難しい
です。

先ほどのスクリーンショットでも分かった通り
雰囲気が崩れるからです。
また、あまりにも「下品」すぎると
冷めてしまうこともあります。

ギャルゲというジャンルは
男性主人公とヒロインの恋愛模様を
描くジャンルです。

そこに颯爽と現れる「うんこ」。
どうやっても雰囲気をぶち壊すやん?

しかし、
この作品はちゃんと恋愛しています。

どういうこと?
「恋愛」と「うんこ」…
お前ら…
水と油じゃないんか??

この作品において、
ちゃんと恋愛が成立しているのは
僕が思うに
「ギャグ」と「下品」、
「恋愛」と「シリアス」の要素が
絶妙な塩梅と緩急で遷移しているから
だと思います。

「ギャグ」と「下品」はかなり近い要素です。

例えば排泄時に利用するトイレは
基本的に他者の目から隠れる個室であり、
「恥ずかしい」、「あほらしい」ような認識が
人間にはあります。

このゲームおける「下品」は
ただ「下品」が前面にあるわけではなく、
「ギャグ」なストーリーが根本にあり、
「下品」は「ギャグ」を盛り上げる要素として
使っています。

「ギャグ」と「下品」は相性が良く、
この作品では
有効活用されているということです。

ですが、
「ギャグ」と「恋愛」は
対称的な存在です。

もちろん、
「ラブコメ」というものが存在するので、
ある程度の「ギャグ」と「恋愛」は共存します。

だけど
「下品」で強化された「ギャグ」から
どうやって「恋愛」になるんだよ!!

というところで
「シリアス」出番です。

この作品では全ヒロインのストーリーに
「シリアス」なパートが存在します。

問題や事件、トラブルといった要素です。

「シリアス」な要素というのは
人は真面目に聞き入るものです。

大爆笑しながら
人の死についてとか
人の家庭事情について
話さないですよね。

え?いる?
そんな友達がいたら
今すぐ縁を切ったほうが良いですよ?
ムービンが代わりに
友達になりますよ?
LINEやってる?
話聞こか????

冗談はさておき、
「シリアス」要素を絡ませることで
脳が「冗談」と「真面目」を行き来し、
「恋愛」の要素がより
しっかり受け入れられる
という流れ
です。

もちろん「シリアス」がなくても
受け入れられると思います。

ですが、
「シリアス」要素があることで
「よりしっかり恋愛をした」
という満足感を
僕は得られることができました。

「ギャグ」のまま終わってしまうような
作品とはひと味違うなという
印象でしたので、
メリットとして書かせていただきました。


〇エンドのテーマが揃って「将来」

この作品の
一番痛快なポイントは
エンディングです。

お?今回は章は
まじめなスタートだな??

この章で最後ですが
ここではしっかりまじめに
語らせていただきます。(大嘘)

このゲームは
全ヒロインのエンディングテーマが
揃っており、
「将来」、「未来」を
彷彿させる内容です。

ギャルゲにおいて
スポットが当たる登場人物たちは
学生であることが多いです。

つまり、
未来に希望があるような
若者たちということです。

ムービンは
希望も光もない三十路なので
うらやましい限りですね??(´;ω;`)

若者たちによる
「将来」や「未来」というものは
明るいポジティブ的なテーマです。

そういった内容で
物語を締めくくるのは
単純に清々しいです。

しかも
このゲームの場合、
「全ヒロインに共通」というのが
めちゃめちゃ気持ちいいです。

こういう要素って
気づけることがそもそも
気持ち良いんですよね。

「俺、このゲーム
理解(わか)って
参りました!!」
みたいな。

いや、
きっとプレイヤー全員が
気づくんですけど、
なんか後方彼氏面みたいな感じで
浸れるんですよね。

ここでは大きいネタバレを
したくないので、
内容までには触れませんが、
スマートで綺麗なエンディングです。

きっと主人公はヒロインと
幸せな日々を過ごしていくんだろうな
と思えるエンディングなので、
是非皆さんにも見ていただきたいです。


〇最後に

今回も性懲りもなく
だらだらと
語らせていただきました。

多少コミカルにするだけで
「ネタゲー」や「バカゲー」と
呼ばれてしまう昨今ですが、
「ときめきスパッツァー」は
明確に「バカゲー」をしておりました。

そんな「バカゲー」の中でも
ストーリーに厚みを持たせ、
満足感を出すのは
かなり至難の業
だと僕は思います。

そんなテクニックを
確かに感じることができる
「ときめきスパッツァー」を
皆さんも
プレイしてみてください。

〇ダウンロードサイト:ときめきスパッツァー

以上、
ここまで読んでいただきありがとうございます。
お疲れ様でした。

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