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完全版 20th Century Boy【Synthesizer V】SALOS
特に深い意味もなくふとこの曲が頭の中で思い出され、とりあえず作ってみました。 最初は全然ノリが悪くて(打ち込み下手でキレを出せなくて)大苦戦。 ボカロ、SynthesizerVはレガートで歌い上げるのが得意な反面、キレのあるノリやリズミックな歌は苦手。 派手で賑やかな伴奏つけてノリを感じさせる作品かなり多いですがよく聞けば歌そのものは演歌と変わらない、レガートなボーカルなものがほとんど。 とはいえ実際ノリを出そうとする、子音母音の強弱、ダイナミクス、音の入り方終わり方などさまざまにいじらないと結局のぺーっとするか朗々と歌い上げてしまい、それはなんかなんかダサい。 こういうのは今後の音楽シーンに影響するかも知れないですね。 キレのあるリズムは敬遠されたり誰もが自然、無意識にぬめーっと歌い上げる風が完全に主流になるとか。 今回の曲でいうと特にサビの twentieth のTの発音が最初しっかり発音されてしまいそれでアクセント位置が本来とは変わってしまて超ダサかった。 それをいわゆる T を飲み込んだ発音に変えるなどそれぞれ曲に合わせて英語発音も元にとってナチュラルにしていかないと かっこいいものがここまでダサくなるのかと勉強になりました。 以下駄文 MVの映像制作はめんどくさい笑 Filmoraを買ったのでしばらくは勉強のためあれこれいじってました。 便利だと感動する反面、映像制作にに費やす時間はバカにならないので 「やっぱめんどくせーな」「そもそもこれやってて本当に楽しいか自分?」という今更すぎる葛藤が自分の中に湧き起こり(大笑) synthesizerVをあれこれいじっている時間は至福の時ですがここ最近では制作時間の相当数が映像制作になっており それはなんちゃう、と現在映像制作は一旦棚上げ。 遊びでやってんですから楽しいことに集中してるのが本筋ちゃうんけ、と 今回は映像完璧手抜き。 それに仮に映像褒められても嬉しくないし。 正しく楽しい趣味ライフ! 余計なことしてつまんなくなってもしゃあないですからね。
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桜乃そら 恋におちたら
この曲(ドラマ)、元々はヒルズに恋して というタイトルだったらしいですがちょうどホリエモン騒動があって、ヒルズという単語がまずいとなって急遽変更になったという話を聞いたことがあります。今思えば、恋に落ちたら、というなんかありきたりよりはヒルズに恋しての方が個別感あって良かった気がしますねえ。 今回ミックスは従来と大幅に変えてあります。理由は桜乃そらで動画を作ると桜乃そら(17)公式さんがXでいいねとリポスト、さらにコメントもくれるのでこれまでの、ただのAIボイス、架空の存在というイメージから、すごく実感、リアル感のある存在というイメージになり、 音源(ボカロ、AIボーカル)に歌わせるというよりもっと生々しいというか温度感のある音色、歌声にしてみたくなりまして。 通常ブレス入れたりしゃくらせたり的な小技はありますが、歌い方とかでなくもっと、声の存在感、にこだわってミックスしてみました。 ヒルズに恋して、ではないですがいずれアンドロイドに本気で恋する未来がやってくるのは絵空事ではなく数十年先にはありうるのかも。 その頃を生きるアンドロイドは電気羊の夢を見るのか? SynthesizerV List 2024 https://studio.youtube.com/playlist/PLoBFkG-ANfrbexsD6026IO5ApgNt-ONAU/edit SynthesizerV List 2023 https://www.youtube.com/playlist?list=PLoBFkG-ANfrYSoxbvyE54-xEZkSQQR4u
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桜乃そら【Synthesizer V】アタックナンバーワン 大合唱バージョン
今回は 桜乃そらさん+AI シンガー達での合唱シミュレートに挑戦しました。要は昔の紅白みたいに、無駄に(?)豪華なステージ、みたいな。 SynthesizerV では従来合唱は難しいとされていました。二年前ではコーラスすら難しかった、その理由はキャラクターが違っても当時では声が波形的に似ており合わせると位相が干渉しあったり、またはフランジを起こしてノイズを生んでしまうなどの現象が起きてしまうから。 しかし本体の進化だけでなく声、発音の仕組みなどもかなり進化して今ではハーモニー、コーラスなどは非常に容易になりました、しかし合唱となるとまた話は別。 単に5声、6声と足したりリバーブを深くかけただけでは音像がぼやけて美しくないどころか、声部全体が濁るだけ。 また大聖堂やコンサートホールなどではリフレクション(反射や残響)が独特で単にリバーブを深くかけただけでは得られない、ステージ反響板から生まれる、ぼわん、とした音の塊が存在する(ホール効果) オーケストラの経験がある人なら常識ですが例えば非常に耳のいいクラシック演奏家の中でもさらに耳が良いとされる弦楽器奏者。彼らの集まりであるストリングスセクションも実際には数十人集まるとかなりピッチには幅があり揺れが生まれます。それがあのオーケストラやホールで生まれる独特の、ぼわんとした残響にもなりリッチな音像が生まれるわけですがそれをデジタルで真似するには、昔だとコーラス系のエフェクト(アンサンブル、モデュレーションetc)やディレイが王道ですが、それを単純に用いただけではSynthesizerVなどのボカロでは、歌詞が潰れてしまうという致命的欠陥が。 プラグイン音源でコーラス(Choir クワイヤ、合唱)がありますが母音だけ合わせればそれなりにホールっぽい効果は得られる、しかし同時に単に母音だけでは歌詞が存在しなくなり、メインとコーラスと分離されてそれは本来の合唱ではなく、メインボーカルとおまけ、を超えることはできません。 今回、メインとコーラスではなくしっかりと「合唱(tutti=合奏、総奏)」にチャレンジしてみて頭を悩ませ続けましたが、実はこの時間こそが音楽人にとって至福の時間。 ああでもない、こうでもないと音を分析し悩んでいるこの時間こそが最高にしんどくも楽しいひとときなわけであります。 結論としてはSynthesizerV側でコーラスパートの発音タイミングと音程を微妙にずらしエフェクトをパラでずらしてかけ、ホールや合唱で生まれる独特の、ぼわんとした、なんともはっきりしないが確実に存在する音の塊(残響、反射音)をシミュレートしてみました。 本当はいい合唱隊だと自然発生的に倍音が生まれたりしますがさすがにそこまでは、無理でした笑
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重音テト【Synthesizer V】 モダンチョキチョキス ジャングル日和
重音テトを購入して初めての作品は モダンチョキチョキスのジャングル日和。SynthesizerVだけでなくボカロ全般は、バラードなど歌い上げるのは得意でもキレを出すのは至難の業。ロック系パワー系の楽曲も数多くありますが実は演奏がディストーションしてても歌は演歌に近いくらいレガートだったりするもの。 今回の曲、以前桜乃そらで打ち込んでみた所やはりどうやってもアタックが弱くリズムがもたってしまい外国語の声でもやはりどこかキレは悪く諦めてたところ、テトで再挑戦。 テトのストレートな歌声をどう引き立てて濱田マリさんの独特な歌声と豪華なバックに負けない存在感を出させるか。ボーカルにはUAD1176AE、キックに1176Aその他コンプ、EQ処理で とにかくハリとキレを意識して作ってみました。
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DrumLess version【Synthesizer V】桜乃そら 春よ来い/HARUNO SORA HARUYO,KOI
先日発表した、春よ来い。今日時間があったので先日購入したプラグイン UAD1176の3シリーズ、A,E,AE、勉強してまして、ボーカルにかけいろいろテストしてました。その中で、AEがとても気に入り新バージョンの公開です。今回は特にボーカルを前面に出したかったのでドラムパートは完全にオフにし、しっとり感を大事にミキシングし直してみました。 もう一つは今かなり悩んでる、映像部分はどうあるべきか問題 音を聞かせたい、音を聞いてもらいたい、映像は不可欠と思いながらも音を邪魔しない映像のあり方についてずっと悩んでいて。 凝った映像にするほど音への集中が妨げられる気がして、でも映像がしょぼいのは現代では成立しない、この狭間で今回は映像を完全にバックグラウンドとして扱いつつ、飽きさせない最低限の画面の変化+歌詞、という形で実験をしてみました。