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サーフトリップ バリ島編🏄その壱

サーフィンの始め方、をその参まで書き終えたのでちょっと一息🚬

その参では、私の体験談や知っておくべき危険ポイント、サーフショップで確認したい事をまとめてます。ショップへ行くまでの準備編くらいな感覚です。

その肆、ではサーフギアを買う時のチェックポイントや沖に出るゲッティングアウトのポイントなど、店長の経験をしてきた視点からお伝えしていきます。

これまでたくさんの方に読んで頂いてます。
ありがとうございます。今までサーフィンに興味がなかった人に、少しでもサーフィンに興味を持って頂き、自然と調和できるサーフィンを体験して頂きたく思います。

サーファーズパラダイスバリ島編

ここから本題に入ります。サーフショップの店長をやっていた頃なので17~18年くらい前の話しです。
ショップオーナーのウェットスーツのスポンサーがバリ島ツアーを企画し、撮影をするとの事でオーナーに話しが掛かりました。その時にショップ店長だったので同行させて頂きました。

バリに行ったのは雨季から乾季へ季節の変わり目の季節でした。この季節の変わり目のお陰で、午前はクタ側、午後はサヌール側と両方でサーフする事が可能でした。

バリ島の季節は大きく分けて乾季(4〜10月)と雨季(11〜3月)の2種類があります。どちらの季節に行っても波はありますのでサーファーズパラダイスと言えます。

乾季は北東~東寄りの季節風が吹き続けるため(クタ、レギャン、ウルワツなど)西向きのビーチ(西海岸)がオフショアで良い波が立ち、東海岸は波が低い季節になります。

雨季は西寄りの季節風が吹き続けるため(サヌール、ヌサドゥアなど)東向きのビーチ(東海岸)がオフショアで良い波が立ち、西海岸は波が低い季節になります。

レギャン通りにある1泊3,000円代のプール付きのホテルに2週間滞在しました。

朝起きてホテルのバナナジュースから始まり、ガイドが来たらサヌールシークレットへ直行して1ラウンドサーフです。

サヌールシークレットはビーチとリーフを楽しめる

サヌールシークレットは正面がリーフ、右側がビーチブレイクのポイントです。ビーチブレイクでは三角波の頭オーバーパーフェクトブレイクでした。

ただしセットが入るとえぐい波が幾度となく入ってくるため心が折れかけました。心が折れそうになった時はリーフブレイクでロングライドできるレギュラーの波を堪能します。フェイスが立ったショルダーの張った良い波です。ピークは頭オーバーでしっかり巻いてきます。チューブを狙って波に巻かれそうなギリギリの所を攻めます。立ったフェイスは水の壁ですね。その波がリーフの地形に沿って割れてくれるので深い所を攻めても走り続ける事ができる波でした。

サヌールシークレットに海の家が1件あり、海から上がったらナシゴレンを頂きます。このナシゴレンがキャベツの芯がたくさん入った素朴な味でした。海の家のトイレにはもちろん紙はありません。販売はしてましたが…お腹の心配はしましたが私のお腹には全く問題ありませんでした。

クタリーフはグーフィーが好きになる

午後になると風が変わってクタ側で波乗りできます。アウターリーフのクタリーフがグーフィーのみですが、これまた最高な波です。頭オーバーのサイズでピークはチューブのメローな波で100m以上のロングライドです。グーフィーの波に苦手意識がありましたが、ここの波に乗っちゃうと上手くなった気持ちにさせられます。

ハイアットリーフで150mの超ロングライド

私のバリでのサーフィンで1番の波はハイアットリーフです。ここもボートで行くアウターリーフですがセットお化けでダブルくらいでした。とにかくセットはヤバかったです。逃げ場のない津波に襲われる感じです。グリグリチューブで分厚いリップは暑いバリでも寒気がするくらいです。さすがにこれには乗れません。ピークで頭半くらいの波を見つけて乗るくらいが最高です。我が先輩のKさんはさらに奥から割れるダブルくらいのセットに乗ってくるからさすがです。レギュラーのみの波でピークから乗ると150mくらいショルダーが張った波に乗れます。ジェットコースターのレールが海の中にある感じです。ただ、調子にのると浅いのでリーフで足を怪我します。ハイアットリーフの波は1度は乗って見て下さい。サーフィン観が変わります。

スランガンは3角波のリーフブレイク

スランガンも良かったですね。パドルでアウトに行くポイントで、ここもリーフです。3つのブレイクがあってレギュラーとグーフィーの両方乗れます。波も比較的メローでビーチブレイクに近い波の柔らかさです。ローカルサーファーも多くちびっ子サーファーがボロボロの板に乗って余裕でエアーをかましてきます。ちびっ子サーファーのレベルの高さにビビりました。サーフィンはボードじゃないなと思ってしまうくらいでした。

ここのポイントは海の家も油断禁物です。Tシャツが欲しいと言われたり、「あなた友達だからコレ買って!」とあれを買ってこれを買ってと地元の人達が群がってきます。買ったら友達!買わないと睨みを効かせてきます。とにかく値切ります。値切っていくと「あなた友達!友達価格!」と攻め返されます。さらに値切っての攻防戦を繰り返して良いお買い物をしましょう。

つづく。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
次はバリトリップの違う角度からの経験をお伝えします。

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