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サーフトリップバリ島編🏄その弐

スランガンのローカルサーファーであり親分的な存在のワヤンと出会いバリ観光を案内してもらいました。
男3人でのサーフトリップはほぼ毎日頭オーバーの2ラウンドサーフでした。たまには観光も必要です。


ジンバランで夕陽を見ながらワヤン含めて4人で食事です。ロブスターなどの海鮮を食べましたが、お値段はかなり高かったです。日本円で5~6,000円くらいでした。旅のせいか金銭感覚も少しマヒしていましたね。男4人でのジンバラン、雰囲気は最高でした。ビンタンビールを飲んでロウソクの灯りに照らされたロブスターを男4人で食す。サーフィンの会話に熱が入ります。

ちなみにインドネシア人の給料が月給2万円強だそうです。月給から考えるとロブスターの値段って…

ジンバランは実は北側が一番相場が高く、南に行くにつれて相場が安くなっていくのだそうです。

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ジンバランで食事の後は友達を紹介したい!との事でワヤンの友達の家に行きました。道中で「ここは窓を空けては駄目だ!」と言われながら恐る恐る友達の家に到着しました。会ってみると日本語ペラペラなフレンドリーな人でした。夜だったので周りの風景は分かりませんでしたがイメージするとバリのスラム街みたいな所に行ったんだと思います。

ワヤンからスランガンで祭りがあるから来ないか?と誘われました。先輩と後輩は連日のサーフでお疲れモードでした。私は祭り=ケチャダンスだと思い、1人車を走らせてスランガンのワヤン宅へ行きました。部屋に通されてから白い衣装を着せて頂きます。バリの正装です。バリの正装を着てバイクに乗って着いた所はサケナン寺院でした。ケチャダンスが見れると思っていたのでイメージとは違いましたが伝統的な踊りを見せて頂きました。

レギャン通りからスランガンまでレンタカーを一人走らせてバリの友人宅へ行き、バリのお祭りに参加できたことは良い経験になりました。

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撮影会

ここから先は撮影会についてを記事にしていきます。
日本のサーフショップオーナー兼プロサーファーの方が指揮を取る撮影クルーとウェットスーツのスポンサーのライダー達が朝集合です。

当時のバリのトッププロサーファーとロングボード世界チャンプも参戦でした。そこに我らがショップオーナー兼日本トップアマのKさんも少し緊張気味に参戦です。まずはチャングーから入ります。チャングーも良い波でした。波も良かったですがトッププロ達のサーフィンが凄かったですね。

スピードの速さから大きなマニューバーとカービングから出るパワーのあるスプレー、簡単そうにチューブに入って余裕で出てくる。みんなバケモノでした。

ロングの世界チャンプはまずはショートボードから?当然ながらショートもめちゃくちゃ上手く、バックサイド グラブレールでチューブもメイク!カッコイイ~!圧巻のパフォーマンスでした。あまりの凄さに自分が乗った波の事を思い出せません💧

場所をクタリーフへ移します。アウターリーフでグーフィーオンリーの波のサイズは頭半!ピークの奥からチューブをメイクしてくるのはバリのトッププロです!さすがローカル魅せます!ローカル魂を感じました。

ロングのチャンプはロングボードで登場です。何が凄いってロングボードでショートボードの動きをしてきます。深いボトムターンからオフザリップがロングボード感じさせません。動きが軽くて速い、板を縦に真上に上げたリップアクションです。世界チャンプの実力を見せつけられました。

ラウンド3はウルワツです。日本のJPSAプロの大会、WSL世界大会など有名なサーフィン大会が開催されるポイントです。南北1km以上に及ぶポイントには5ヶ所のブレイクがあり、波が大きい時は200mのロングライドは当たり前の人気スポットです。

波のサイズはピークでダブル、すっごい奥からウネリが入ってきます。ウルワツの海の家から見るパーフェクトのレフトブレイクは絶景です。私は観戦側にまわりました。

ウルワツではKさん爆発してましたね!ダブルのレフトブレイクに深いボトムターンからの垂直に板を上げたリップアクション、からダブルチューブをメイクしてきました。崖の上にある海の家から思わずガッツポーズしちゃいましたね。

次は世界チャンプです。ダブルオーバーの掘れた波に、深いボトムターンからロングボードで垂直にリップに板を当てていきます!リップに板を当てたところでロングボードが真っ二つに折れました。凄かったです。折れた板を持ちながら笑いながら帰ってきましたから。板を交換して普通にゲッティングアウトしていきました。

撮影会の波はパーフェクトブレイクでした。そのパーフェクトな波を完璧に料理してくるプロサーファーの攻め方に感動しました。つくづくバリ撮影会トリップに参加してよかったと思いました。

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