身長を39cm以上伸ばしたがその大部分が脚でスタイルめちゃめちゃ良くなった方法

自分はある方法を実践し身長(主に脚)を39cm以上伸ばすことに成功しました。

3つの方法を皆様にも実践いただき低身長で悩んでる方々、スタイルを良くしたい方、背が高いことに憧れを抱いてる方のお役に立つことができればと考えております。

その前にまず遺伝が占める割合とそれについてあまり気にしすぎなくてもいい件についてお伝えしていこうと思います。

ハーバードの論文でヨーロッパなど25万人のデータを分析した結果、遺伝で身長は8割決まるといったものがあります。また日本の子供をターゲットにした別の論文では、下記のような計算式で親の遺伝で将来の子供の身長をある程度予測できるといったものもあります。

男子の身長=(父親の身長+母親の身長+13)÷2±9

女子の身長=(父親の身長+母親の身長-13)÷2±8

自分の場合は、父親が181cm、母親が158cmですので、167cmから185cmの間にだいたい身長が収まるということになります。つまり遺伝で決まる部分の身長が167cmから185cmということになります。

ですので遺伝以外の要素を付け加え、努力をすればさらなる背の伸びが期待できるもしくは最低でも上限の値(自分であれば185cm)までは伸ばすことができるということになります。

なので遺伝についてそんなに深刻に悩まなくても大丈夫だよということを皆様に知っておきたかったのです。

では次に背を伸ばすための条件について解説します。

まず前提として背を伸ばすために必要な条件があり、それは骨端線が閉じていないことです。骨端線が閉じてしまっては下記にある方法を実践しても基本的には背を伸ばすことはできません。

骨端線とは成長軟骨板とも言われ成長に伴って骨が伸びたり太くなったりする箇所です。この骨端線が閉じてなければ理論上は何歳でも身長を伸ばすことは可能になります。

では骨端線が閉じているかどうか確かめるにはどうしたらいいか。それはレントゲンを撮ることです。レントゲンを撮ることで骨端線が閉じているかどうかをある程度確認することができます。

ただ身体の一部、手などのレントゲンを撮って骨端線が閉じていたとしてもあきらめる必要はありません。なぜなら身体の一部の骨端線が閉じていた=全身の骨端線が閉じてしまったということにはならないからです。

一般的に背が一番伸びる時期としては男性の場合は11-15歳、女性の場合は9-13歳とされています。ただこれはデータ的なもので実際に遺伝や環境によりかなりの個人差があります。つまり小学校の高学年から中学にかけて大きく伸び、その後はあまり伸びないタイプもいれば、逆に中学校までは伸び悩んでいたのに高校生になってから急激に伸びるタイプもいます。

ですので、「もう20歳か。俺の背もここまでか。... 」などと悲観する必要はありません。努力をすれば身長は伸びます。それどころか、男性なら25歳から27歳、女性は22-23歳くらいまで全身の骨端線が閉じていない限り背が伸びる可能性が大きく残されているのです。実際に欧米諸国では、20歳以降も身長が伸びているデータがあります。

事実、ある女性は大学に入学してからこの方法に取り組み 、1年間で8cm身長を伸ばすことに成功したそうです。とても驚きなのですが、それだけ背が伸びる条件と環境を揃えることができれば伸ばすことは可能なのです。もっとも、背の伸びが著しい時期に取り組み背の伸びを加速させるのが理想ですが、その時期を過ぎてしまった方においても現在の身長にプラスアルファすることはできます。

ではどのような方法か。その前にまず、背を伸ばす仕組みについて解説します。

背を伸ばすにはまず206個ある骨のうち、背の伸びに関わる、首から腰までの背骨(頚椎、胸椎、腰椎)と足の骨(大腿骨、脛骨、腓骨)を縦に長く伸ばすことが必要です。スタイルが良くなりたければ足の骨を重点的に伸ばすことで抜群のプロポーションを得られるようになります。それではこれらの骨はどのように縦方向に伸びていくのでしょうか。

骨そのものはコラーゲン(膠原繊維)のかたまりでできています。コラーゲンはタンパク質でできたヒモ状の繊維が3本くっついて三つ編みをつくり、その三つ編みが縦横に何本も並んでできています。このコラーゲンの網目の隙間にカルシウムとリンが吸着して固まると骨になります。骨の表面は骨膜で覆われていて、骨膜の下には骨芽細胞があります。そして骨端線には軟骨芽細胞がいてこの細胞が骨のもととなるコラーゲンの繊維を次々と作り出しています。つまり、骨端線の軟骨芽細胞が増殖、成長を繰り返すことでコラーゲンを作り出しその結果、骨が縦にぐんぐんと伸びていくわけです。

しかし骨端線の軟骨芽細胞がいつまでも存在してるわけでなく次第に細胞の働きが衰え、軟骨層そのものが硬い骨に置き換わってきます。そうして骨端線が完全に消失してしまうと骨端軟骨による骨の伸びはとまります。したがって、骨端線が閉じてしまう前に可能な限り骨端軟骨の増殖を促進すればいいという話になります。

続いて背を伸ばす(骨端線にある骨端軟骨の増殖の)ための3つのホルモンについて解説します。

人体は成長ホルモン、甲状腺ホルモン、性腺ホルモンの3つのホルモンが三位一体となって働きかけることによって成長します。中でも身長増加に最も大きな役割を果たすのが成長ホルモンです。成長ホルモンを分泌させることがダイレクトに軟骨芽細胞の増殖させる、あるいはインスリン様成長因子を分泌し軟骨芽細胞の増殖を促すことで身長が伸びていきます。ただ成長ホルモンの働きだけで骨の伸びが決まるわけではなく、各種細胞の働きを高める甲状腺ホルモン、前述した一番伸びる時期をもたらすきっかけをつくる性腺ホルモンの働きも大事になってきます。甲状腺ホルモン、性腺ホルモンともにどちらか一つでも不足すると背は伸びなくなります。

幼い頃に性的刺激をたくさん受けるあるいは肥満であったりすると性腺ホルモンが早期に分泌され、背が伸びるラストスパートの時期が早まり結果的に身長が低身長になってしまう場合があります。そのためスパートの時期(思春期)を遅らせ背が伸びる期間を長くするためにも、過度な性的刺激を受けないよう、また適度な運動を心がけましょう。

結論としては、通常は成長ホルモンをドバドバだし軟骨芽細胞を増殖させ、甲状腺ホルモンが不足しないよう分泌を安定させ、そして性線ホルモンの分泌をうまく調整し思春期を遅らせ、背が伸びる期間を長くすることが人体の成長に関わるホルモンを上手に使った方法といえます。

ではそれらホルモンをうまく使いこなし、骨端線が閉じる前に骨端線にある軟骨芽細胞の増殖させ、ただ背を伸ばすだけでなく、足の骨などを重点的に伸ばし抜群のスタイルを得るにはどうしたらいいか、その方法については大きく3つあります。

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