オシャレなブランチを食べたい話
オシャレなブランチが食べたい。
イメージとしてはbills的な。ホテルの朝ごはん的な。
ふわふわのパンケーキとカリッカリのベーコン、あと、ブランチで食べるなら量もしっかり食べたいから付け合わせにポテトも欲しいところ。
絵面もバエバエで、“あま”と“しょっぱ”のマリアージュを楽しむ素敵ブランチが食べたい。
しかし朝から遠出をするのは実に、実に億劫である。
遠出じゃなくても、たとえ近所にあったとしても外でモーニングを食べる習慣のない人間にはハードルが高い。
行くのが面倒くさければ自分で作ればいいじゃない。
ということで、料理を滅多にしない人間が久しぶりに自分が食べたいものを作るためにキッチンに立った。
おいもは揚げるのめんどくさいからチンするやつでよかろう。ベーコンはいっぱい食べたいからちょっと多めのやつを買おう。
三連休も最終日、朝にたっぷり寝坊して、いい感じに小腹も空いた頃、買い込んだ食材をキッチンに並べ、いざオシャレブランチを作成せん!
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billsとは、バエとは、オシャレブランチとは。
なにゆえこのような冴えない仕上がりになったのか敗因を考えてみよう。
1.よく見ずに買ったベーコンがブロックベーコンだったのでイメージしていたカリカリベーコンにならなかった
2.リコッタチーズのパンケーキではないのでパンケーキのビジュアルが地味
3.卵と野菜がなくてカラーチャート茶色群内で完結してしまっている
結論として、バエとは程遠い茶色ミールになってしまった。認めよう、私に料理センスはない。
でも味は美味しかったし食べたかった物は全部食べられたので満足した。
茶色い飯が美味いのは共通認識である。
オシャレブランチはむこう3年は作らないこととする。
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