東京都江戸川区と千葉県浦安市の境に葛西臨海公園があります。
日本で二番目の大きさの大型観覧車、海を望む展望台などが作られています。約80ヘクタールの面積は、東京都の中でも大規模なものとなります。
 
その中に1989年、水族館が開園しました。
ヨットの帆をイメージした造り、透明なガラス張りのドームが象徴的で、海面に浮かんでいるように見える演出と言われます。

東京都建設局が所管していましたが、現在は公益財団法人東京動物園協会が運営しています。当初は、年間355万人の来園者、日本一の記録を百万人以上も超える水族館で、これまで5,000万人ものお客様が入園しています。
 
しかしながら、開園30年を迎え、老朽化のため建て替えが決定。2026年度にオープンすることが報道されました。東日本を代表する水族館、京葉線の駅が隣接されているために、休日は数多くのお客様が訪れる人気の公園です。
 
また、大観覧車の付近の芝生広場には、水仙や菜の花、コスモスなどが植えられた花畑もあり、植物や水辺など、一日居ても飽きることの無い公園となっています。
 
水族館の入り口のドームに降り注ぐ光、冬場であっても寒さを忘れるほどの暖かさを感じる、そのような場所です。