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「俯瞰するニッポン~関東平野、北の雄・筑波山」

広大な関東平野は、その昔、平将門が駆け抜けた場所です。
西には、日本一の富士山がその雄姿を見せているのに対し、東には、筑波山がその優雅な姿を見せてくれます。
標高877メートルながら、周りが平坦であるため、それ以上の高さを感じます。
 
かつては、筑波鉄道が麓まで走っていたため、東京東部の小学校の遠足で訪れる場所としても有名でしたが、廃止されてからは、つくばエクスプレスのつくば駅からシャトルバスに乗り換えるアクセスとなっています。
空からその姿を俯瞰すると、すぐそばには、日本で二番目に大きな霞ケ浦も広がっています。
 
山の中腹には、つくば温泉と称して、旅館群が営業しています。東京都内のホテルが修学旅行の受け入れをしていなかった過去、地方からの修学旅行は、ここ、つくばに宿泊していたという時代もあります。
温泉を掘りあててからは、筑波山登山と日帰り入浴を楽しむお客様も増え、賑わいをみせています。昨今では、西の高尾山と共に低山登山の代表格とも言われています。
昔は、ガマ油を売るお山、という印象が強いですが、高速運転をするつくばエクスプレスを利用すれば、東京から、より近い観光地として、もっとお客様は増えることだろう、と思います。

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