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「日本で一番早い桜~沖縄県・今帰仁城跡」

14世紀、琉球王朝が成立する前から北山王の居城として造成された今帰仁(なきじん)城跡は、1972年に国史跡、2000年には首里城などと一緒に琉球王朝のグスク及び関連遺産群として世界文化遺産に登録されました。
 
城の中心部に向かう石段の両側には寒緋桜の並木があり、例年1月末から2月上旬にかけて、咲き誇ります。ここから始まる日本の桜前線は、ゴールデンウィーク頃に北海道に渡ります。
 

雨に濡れた石畳に咲く寒緋桜


訪日外国人とっては、紅葉よりも桜を好む傾向が強く、桜の時期の周辺ホテルの稼働率は、年間でも一番高くなっています。
散りゆくものよりもこれから生まれる力が人気のようです。
 
沖縄は本島をはじめ、宮古島、八重山ともにクルーズ船に寄港回数が全国有数の港を保有しています。彼らは昼間の数時間を貸切バスで疾風のごとく動き回り、買い物に多くの時間を費やします。
歴史や文化に触れることに時間を費やす欧米外国人をいかに地域に訪問してもらうか、最重要課題ですね。
 
緋寒桜は、雨も似合いますね!
(見出し写真は、本文に関係はありません。あしからず!)
 

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