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「佐渡は広いなぁ、大きいなぁ!~新潟県佐渡島・小木」

佐渡島、総延長262.7キロ、本州などの主要4島と北方領土を除いて、沖縄本島に次ぐ大きさ854.76k㎡の日本海有数の島です。
 
西廻り航路によって、北陸地方や西日本との関係性が深く、京言葉に近いと言われる特有の佐渡弁も存在します。流刑地、貴族文化が伝承され、特に「能」は世阿弥が配流されたために島内に現存するものでも32か所、往時はそれ以上の能舞台が作られました。
 
関ヶ原の戦いの後、1601年に佐渡金山が発見され、徳川家の支配地となりました。
当時の佐渡島の金の産出量は世界一だったと言われます。江戸幕府は藩を置かずに天領として、相川に佐渡奉行所を置き、治世を進めてました。「金」の力は、政権に安定的な財力を供給し続けていたのですね。
 
戦後1951年には商業採掘が終了していますが、佐渡金山は佐渡島を代表する観光地であります。世界遺産登録の推薦を受け、登録の可否が確定するのは2023年夏です。
 
日本海側は糸魚川付近を境にして、様々な文化が異なっています。鰤文化も華やかしく独自の文化を育ててきた佐渡島、四季折々素晴らしい風景を見せてくれます。
写真は、矢島・経島のたらい舟です。

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