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「貸切列車で四国を一周~愛媛県・伊予大洲」

前職時代(とある旅行会社に33年間勤めておりました)、JRディスティネーションキャンペーン(DC)をひとつの契機として企画し、作り上げてきた特別感のあるイベントを今日から少しばかり紹介していきます。
 
普段定期列車として走っていない区間を団体貸切列車で走らせることは、旅行会社冥利に尽きます。お客様の興味も大きく、ツアー造成をすると即完売するものも多々あります。
 
写真は、JR四国が保有するアイランドエクスプレスという団体貸切専用の列車です。(この当時は、臨時列車として運行していましたが、他の観光列車として運行しているため、現在はこの車両は存在しません)
四国4県が一体となって実施したDC、一つの県・どこかの町でイベントを創造するということが公平性を欠くため、四国を3泊4日かけて一周する臨時列車を計画しました。4月から始まるDCは、四国のどこかで桜を愛でることができ、人気の観光地、四万十川流域にも臨時列車が走ることとなりました。添乗員が沿線ガイドを行なったり、地域の特選弁当に舌鼓を打ったりと、お客様アンケートも高い点数を得ることができたと聞いています。
この日、大洲は雨模様でしたが、大洲城辺りには満開の桜が・・・
 
参加されているお客様の笑顔を拝見するだけで、満足いただけたツアーになったと感じます。
列車の旅は、輸送手段から旅行目的へと変化、発展しています!

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