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「悪い子は居ねがー~男鹿半島・なまはげ館」

秋田県男鹿半島で、仮面をつけ藁の意匠をまとった神の使い(来訪神)をなまはげと言い、国の重要無形文化財、ならびに、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。周辺、約80地区に年中行事として、引き継がれています。
 
大晦日に地区内の家々を巡って厄払いをすると同時に、怠け者を諭したりする姿は、全国ニュースになるほどの知名度。特にその中心たる真山神社では、神事と位置付けられた「柴灯(せど)まつり」が行われます。
 
伝統的な習俗であるなまはげは、秋田県を代表する観光コンテンツとしても活用され、真山神社の隣には、「男鹿真山伝承館」が設置され、この古民家で、なまはげ伝承を体感できます。
 
「泣ぐ子(ご)は居ねがー」「悪い子(ご)は居ねがー」と家々を練り歩く姿、角があるために「鬼」と混同されていますが、厄払いをする神様であることと同時に、幼児や子供に対する教育の手段としても理解されています。
 
この恐怖体験、子供だけではなく、大人でも怖いものです。
一度、元気で体験してみることをご提案します!

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