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「俯瞰するニッポン~時代を動かした関門海峡」

普段は鏡のように穏やかな瀬戸内海をGK505便は、福岡に向けて航行していました。今日のフライトは曇り空、時折、光る海面を拝むことができます。
気が付くと黒い半島の間に輝く海峡、一本の筋が見えます。海峡に架かる関門橋です。彼方には北九州空港、海上空港ゆえに24時間運行可能だというものです。
 
関門海峡は、その流れの速さも有名ですが、日本史上、何度となく時代を動かした海峡でもあります。古くは源平合戦に始まり、明治維新には海外列強との戦争となった場所です。
地上に降り立つと、赤間神宮や春帆楼、火の山公園などがその史跡でありますが、目を凝らすと飛行機の上からも手に取るように見えてくるのが不思議です。
その当時の人々は、地形を俯瞰することはできなかったですが、もし俯瞰することができれば、もっと素晴らしい戦略戦術を繰り出していたかもしれませんね。
 
SFの世界では、歴史上の偉人たちが宇宙人で、UFOから戦術行使をしていた、などといった物語が描かれていることもありますが、今の世の中、飛行機から俯瞰するニッポンは、そんな思いを感じさせてくれます。
今日のフライトも満足するものとなりました!

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