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「ほろ酔い散歩~四谷荒木町」

丸の内線の四谷三丁目を降りるとかつての花街の跡地にディープな飲食街が建ち並ぶ地域があります。荒木町という場所です。

迷宮という言葉がぴったりの荒木町、ドアを開けるにはかなりの勇気が必要です!

かつて「策の池」を中心にすり鉢状に開けた町であり、現在も津の森弁財天あたりがその名残となります。最盛期には、料理屋13軒、待合63軒、置屋86軒、芸妓252名が存在しました。しかしながら、空襲で焼け果て、昭和50年代には、その姿は消滅していきました。
 
迷路のような小路が縦横に敷かれ、飲食店のドアを開けるには、紹介がないとかなりの度胸が必要な秘密基地のような場所、夜になるとお目当ての店を目指した老若男女が闊歩しています。
 
ちょっとばかり平均年齢が高いそんな町です。

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