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「修学旅行の季節となりました~京都市・錦天満宮」

桜のシーズンが終わると、京都には全国から修学旅行の子供たちがやってきます。
私たちが子供の頃は、夕食の後にお買い物と称して、新京極へ出かけることが行程の中に組み入れられていました。
 
ここ錦天満宮は、新京極通りと京の台所と言われる錦小路がぶつかるところに位置し、その鳥居が隣接するビルを貫いていることでも有名です。
豊臣秀吉の都市計画によって、この場所に移ってきた天満宮ですが、その由緒は古く、菅原道真の父親である是善の旧邸・菅原院が始まりであり、道真薨去後、歓喜寺と称したものが、明治維新の神仏分離令で神社のみが縮小され残りました。
 
昨今、修学旅行の子供たちは、ボランティアガイドの方々に説明を受ける、そんな姿を見かけることが多くなりました。錦小路や新京極通からこの場所に来ると立ち止まって説明を受けていることが少なくありません。
修学旅行には、欠かせない場所と言っても過言ではないですね。
 
因みに新京極通は、一本隣の寺町通に集約されている寺院の境内に縁日等の屋台が増え、訪れる人が増えたため、明治時代以降に新しい道として造られたものです。
若者の聖地のような繁華街ですね!

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