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『マジカルミライ』が3939倍楽しくなるかもしれない『マジカルミライ・ダイレクトマーケティング』

 毎年夏の終わりに行われている『マジカルミライ』ですが、その始まりは2013年の横浜です。
 当時から皆勤している人もいれば、
 「今年初めて参加します!!!!」
 という人もいるかも知れません。素敵です…!

 この記事では、そんな「マジカルミライ」に初めて行く人向けに、限界オタクがマジカルミライの楽しさを3939倍高められる(※効能には個人差があります)、マジカルミライのダイレクトマーケティングをしたいと思います!

※本文には一部、筆者の独自の意見が含まれている場合があります。また、画像は私自身で撮影した物を使用しています。

さあ、会場へ! …でもその前に

 日本屈指のコンベンション施設である「幕張メッセ」は、東京湾をすぐ近くに臨む、千葉県千葉市美浜区にあります。
 2016年以降、マジカルミライは「東京会場」と表記していますが、幕張メッセは東京駅から約1時間かかります。結構遠いです。
 東京駅からは、JRの『京葉線』に乗って、「海浜幕張」という駅を目指します。そこから更に約10分ほど歩くと、幕張メッセの正面入口に到着します。

 幕張メッセ周辺は、海浜幕張駅を中心に、様々な商業施設が存在し、駅前は居酒屋やファミレス(ガスト、サイゼリア等)が立ち並んでいます。また、映画館やゲーセン、アウトレットモールもあり、お出かけにも楽しいエリアです。
 なお、ゲーセン(セガ幕張)には、しっかり整備されたProject DIVA Arcadeが1台設置されています。(昔は2台あった)
 マジカルミライ直前後は、セガ幕張に足を運んでみるのはいかがでしょうか?

↑海浜幕張駅の改札を出ると「南口」と「北口」に分岐する。幕張メッセに向かう際は「南口(左折)」へ。

↑「海浜幕張駅」の南口を少し進むとエスカレーターがあるので、ここを登ろう。案内に沿って進めば幕張メッセはすぐだ

↑海浜幕張駅北口の様子(2019年8月27日現在)

待機列を楽しもう!

 マジカルミライの醍醐味(?)といえば、企画展への入場待機列です。幕張メッセでのマジカルミライでは、午前6時以降に、入場待機列を形成することになりますが、この待機列を見て高まりを感じましょう。
 特に初めてのマジカルミライという方は、この入場待機列を見た時、
 「こんなにたくさんのガチ勢のファンが…!!
 と、感動に滝涙を流すこと間違いありません!!

 また、待機列に並び、余裕があるなら、この待機列で付近の方と会話できると、よりテンションが高まっていきます。無理のない範囲で話しかけてみると良いかもしれません。
 TwitterなどのSNSをしている場合は、事前に「名刺」を作っておくのもいいです。ただし、人によっては迷惑がる人もいますので、ほどほどに…

↑『マジカルミライ2017 Day2』の待機列。みんな"同志"だ!


↑企画展入場口の近くでは、企業や団体、有志で募った団体などからの花束がずらり(マジカルミライ2019大阪)

特典ガチャ、何が出るかな?

 マジカルミライでは、企画展に入場すると「入場特典」として、毎年何かが配られます。昨年は、キービジュアルのスピーカーをピアプロキャラのモチーフでデザインしたピンバッジでした。誰が当たるかな、とワクワクするのも一興です!
(下記リンクから、昨年の特典が閲覧できます)

 ただし、「推しじゃない」からと言って、入場特典を捨てないように!!
 その入場特典は、「誰かの推し」でもあるのです。

会場を俯瞰しよう!

 会場は同日であれば、一度入場したあと再入場が可能です。(入場の際に配られるリストバンドは必ず腕に巻きましょう)その再入場の際に、幕張メッセのホール内を俯瞰してみましょう。
 文字通り"同志"がそこら中にいる感動を噛みしめることができます。

↑『マジカルミライ2017 Day3』の企画展の様子。この人混みを是非。

主催展示を熟視しよう!

 企画展の目玉の一つは、やっぱり「主催展示」でしょう!
 等身大フィギュアや、テーマソングのメイキング資料、他のイベントの情報や歴代コラボの展示など…。
 毎年展示内容は変化しますが、ここを隅から隅まで見尽くすためには、2時間あっても足りないかもしれません。
 ここでは往年のマジカルミライの主催展示を、少しだけ紹介しておきます。

↑等身大フィギュアは圧巻のクオリティ(マジカルミライ2018大阪)

↑ピアプロキャラ達が歩んだ軌跡が一望できる(マジカルミライ2017)

↑テーマソングの展示は、曲の世界観を最大限まで高めてくれる(マジカルミライ2018大阪)

↑忘れちゃいけない、「どこから来たの?」ボード。(マジカルミライ2017 Day3)

↑次の年の「雪ミク」もここで発表されるぞ!(マジカルミライ2016)

物販を漁ろう!

 マジカルミライの醍醐味の一つである「グッズ物販」では、会場限定グッズや先行販売グッズが目白押しです。
 欲しい物をあれこれ買っていたら、クレジットの明細がえげつないことに…
 なんてことも起こりうるくらい、目移りするラインナップが揃っています。使いすぎにはご注意を
 
 そんな物販は、大きく分けて「公式物販」と「企業ブース物販」の2種類があり、ブースによって販売されているものが異なります。
 例えば、「オフィシャルTシャツ」や「ペンライト」、「フルグラ法被」などは「公式物販」ですし、
 「ねんどろいど」や「figma」は「グッスマブース」、「SEGAのコラボ商品」は「SEGAブース」、と言った感じです。
 各ブースの配置は事前に公式ホームページで公開されるので、しっかり確認しておきましょう!

 なお、買えなかったからと言って、販売価格よりも高い金額で転売されている物には決して手を出さないようにしましょう。

↑公式物販待機列では物欲を高めるような展示を横目にすることになるぞ

グッズは下記から確認できるぞ↓

ピアプロの壁に爪痕をのこそう!

 「雪ミクスカイタウン」や「旧ミライスト」などに掲示されている「ピアプロの壁」は、マジカルミライでも必ず登場し、用意された筆記具を使って、誰でも好きなメッセージやイラストを描き残すことができます。

 壁には大変多くの人によるメッセージやイラストが残されていますが、企画展期間中は、1日毎に壁が貼り替えられるので、毎日チェックするのもアリです。
 中にはあんな絵師こんな絵師のイラストが残っているかも…!!

↑大人の方には懐かしい『黒板』が登場した年も。もちろんチョークで描ける(マジカルミライ2018大阪)

↑初音ミクの”中の人”、藤田咲さんのイラストも壁に(マジカルミライ2014大阪)

企業ブースを満喫しよう!

 企画展を彩る『企業ブース』では、各企業や団体が、新製品のお披露目やゲーム・楽器などの体験、ノベルティの配布などを催しています。 
 中には会場限定品や先行体験などを行っているブースもあり、目が離せません!

 ただし、とにかく出展企業・団体は多く、人でごった返すため、「確実に見たい!!」というブースは事前チェックすることを強くオススメします。

↑グッスマブースで展示されていたフィギュアの原型(マジカルミライ2017)

↑ボークスブースでは、こんな瞳で行く人々をDDミクさん達が待ち受けている(マジカルミライ2015)

↑SEGAブースでは、ゲームの試遊ができる。できるゲームは毎年異なるぞ(マジカルミライ2015)

↑過去には『SUPER GT』(国内モータースポーツ)を戦う実車がお披露目されたことも(マジカルミライ2014大阪)

クリエイティブステージも見逃すな

 マジカルミライの企画展には、様々な人が登壇し、トークをしたり、セミナーを開いたり、ミニライブをしたりする「クリエイティブステージ」があります。
 特に、トークショーは、ここでしか聞けない話がバンバン出てきます。聞きたいトークがあれば、タイムテーブルの事前チェックをお忘れなく!
 (※クリエイティブステージは一部を除き、撮影や録音ができません。)

ワークショップで思い出を作ろう

 毎年異なるテーマで用意される「ワークショップ」では、「キーホルダー」や「アクリルフィギュア」、「うちわ塗り絵」などの製作体験が楽しめます。
 一部有料ですが、思い出を残すのにはピッタリです!

↑過去にはレゴブロックを使ったワークショップも(マジカルミライ2017)

レイヤーさんを激写せよ!

 マジカルミライには、数多くのコスプレイヤーさんも登場し、マジカルミライに華を添えています。
 中には、このマジカルミライのために衣装を自作し披露するツワモノも!
 
 気になるレイヤーさんを見かけたら、ぜひ、
 「お写真撮ってもいいですか?」
 と声をかけてみましょう!大抵のレイヤーさんは喜んで対応してくれるはずです!

↑こんな愉快なポーズをとってくれる人も。(マジカルミライ2019大阪)(Cosplayers by たまご、りりあん、ぱんだ)

ライブで限界を感じよう

 やっぱりなんと言っても、最も注目されるのが「ライブ公演」でしょう。
 約2時間に渡って、26曲前後が演奏されるライブ公演ですが、今年もえげつない迫力と臨場感、そして感動を生み出すライブが、あなたを待っています。
 汗を拭くものと飲料水は必ず持参し、適宜水分補給をするなどして、2時間のライブで限界まで高まりましょう。

 また、歴代マジカルミライのライブBD/DVDをもっている方は、事前に聴き込んで"予習"すると、当日の雰囲気がイメージしやすくなると思います。
 毎年このライブで、感動の嵐に屈し、尊死する人が毎年跡を絶ちません。
 初ライブ参戦という方は、覚悟しておいてください。

↑本番中は撮影できないので、昨年のライブBDより。2018年のテーマソング『グリーンライツ・セレナーデ』をキービジュアルで歌い上げるミクさん

余力があるなら…

 上記で述べた以外にも、まだまだ催しや見どころがあります。
 例えば、ボカロP達による生歌や生演奏、DJライブを楽しめる「Special Live Stage」は、企画展、ライブチケットとは異なる別のチケットが必要ですが、『マジカルミライ ライブ公演』とはまた違う高まりを感じることができ、ブチ上がれます

 また、有志によって開かれる「オフ会」では、ライブの余韻に浸ったり、同志のファン達との濃密すぎる会話を繰り広げたり、お絵描きしたりするなどの、ファン同士との交流を楽しめます。

 さらには、クリエイター達本人が直接、自身の創作物を頒布する「クリエイターズマーケット」、会場内外で自作アレンジを施した「ドール」や「ぬいぐるみ」などを連れている人、ハイクオリティな缶バッジをプレゼントして歩く人、などなど…、
 筆舌に尽くし難い程の「出会い」と「楽しみ」が、あなたを待っています!!

 アパリゾートに宿泊される人は、マジカルミライ期間中だけの異様な空気に包まれる雰囲気を肌で感じたり、ライブセットリストを音ゲーでプレイしたり…。
 マジカルミライの楽しみ方は十人十色、百人百様です。

↑海浜幕張駅周辺の某所で行われたオフ。『みんなみくみくにしてあげる♪』がBGMとして流れぶち上がる限界オタク(マジカルミライ2017 アフター)
※お店は貸切、許可あり

↑こんな子たちにも会えるかも?(マジカルミライ2019東京―ツナガルミライDay1)

↑キービジュアルを纏ったミク・メイコ。どちらも自作のドール衣装だ(マジカルミライ2018大阪)(Created by ヒズミ)

最後に

 ある人は言いました。
「マジカルミライ以上に"好き"が集まる空間は他に知らない」。
 
それぞれの「好き」が創り出す、あの「マジカルミライ」の空間は、他では決して味わうことができない「夢の空間」です。
 せめて、「マジカルミライはライブだけじゃない」、そのことだけでも覚えてもらえたら、筆者である私は至高の思いです。
 
 マジカルミライ2019 in Tokyoは今週末です!
 ワクワクを最大限に高め、共に幕張のアツい3日間を過ごしましょう♪

※お詫び:マジカルミライの始まりが和歌山と横浜、と記載しておりましたが、正しくは『横浜のみ』です。お詫びして訂正いたします。



たかが1円、されど1円。読者様のお気持ちは、個人サークル「Sewing Future」の創作活動(同人誌発行・衣装製作)の補助費として充てさせていただきます。