一番美しい無人島オーストラリア 船の旅 #6
今までで見た無人島の中で一番美しかったのがJardine riverの近くにある島でした。悪天候でどこかの島付近に停泊せざるを得ない状況で留まったため、島の名前は書きません。違法滞在者がいないか政府がヘリコプターや小型飛行機を飛ばし定期的にチェックをしています。私たちが停泊した時も上空を飛んでいたため、彼は家に帰ったら高額な罰金支払命令の手紙が届いているんじゃないかと心配しました。(大丈夫でした)
嵐になるとわかっていて早めに到着し、その晩を過ごしただけなので丸っと1日いたかいないかです。曇り空でも息を呑む美しさだったので、快晴の時に見たら多分美しさに感動して号泣したかも・・・
ウミガメが産卵にくる島でたくさんのカメが這ったあとがビーチにありました。
人が立ち入らない場所で保護されているのに、たくさんのプラスチックやゴミが打ち上げられていて悲しくなりました。
地球を破壊しているのは人間だと実感しました。
ものすごく小さな砂利ほどの大きさの貝殻でビーチができています。
しつこいですが、ものすごい曇り空だったんです。それなのにこの美しさ。
本当に水辺しか私たちは足を踏み入れませんでした。
奥へ足を踏み入れて卵を潰したり、他の生き物の住居を荒らしたくなかったからです。
いつかニューカレドニアも行ってみたいのですが、こんな感じなのでしょうか・・・でも無人島の人の手がついていない場所の方が美しいはずと思っています。旅が始まってすぐに船の生活が向いてないかもと思い、色々不便な毎日に「この旅いつ終わるんやろか?」と思っていましたが、ここだけは心底好き!ほんとは3、4日とどまりたいと思いました。晴れた日に海に潜ったら最高だろうな!と。
サメだのワニだの怖いものだらけと感じていたけれど、ここで恐怖は全く湧きませんでした。あー写真以上の美しさなんです。
この夜は嵐で荒れまくっていました。
どうでもいい話ですが、船を一日中操縦していると乗っていたボートは室内に操縦桿はなく外なので潮風焼け、日焼けが半端ありません。わたしが持って行ったフェイスマスクで嵐の夜、彼の肌に潤いを与えていました。
生まれて初めての出来事だったらしいです。最初で最後でした。
ものすごい量の写真を撮ったはずですが、大量すぎてInstagramに上げた後かなり削除をしてしまいました。さらに旅は続きます。
次回からもう少し巻いてストーリーを進めます。このままだとエンドレスになりそうだからです。
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