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UVERworld 怒涛の「UNSER」MV9連発に止まらぬ納税意欲

12/4リリースのアルバム「UNSER」に合わせてUVERwordのTAKUYA∞が公開した自主制作MV。その数なんと驚異の6本!!(+1 笑 幻のアレ・・・※詳しくはNRW(ファンクラブ限定ラジオ)で)

先日の「UNSER」感想で、UVERはシンセ音も丁寧な手作業=「ハンドメイド」(by 信人)で作り込んでいるらしいと書いたけど、MVまで究極のハンドメイド!!!
バリバリのメジャーで活躍してて、こんなことやってるミュージシャン他にいるのでしょうか?駆け出しのインディースバンドとかならわかるんだけどさ。東京ドーム2daysやるようなバンドですよ、UVERは。
これ凄いことやってると私は思ってるんだけど、もう少し世間に知らしめる必要があるのではないか!?

6本という数もそうだし制作期間の短さもトチ狂ってるでしょ。(褒めてる)
同時並行で進めたみたいだから何に何日かけたのかはわからないけれど、例えば「After Life」のMVは11/30に撮影して、12/12に公開。2週間以下!ヤバっ!この機動力の高さ、自主制作ならではですよね。

中村哲平∞監督も4本のMV制作に携わったみたいで、制作会社無しだったのでガチ過労死レベルの作業量だったとか(ToT)感謝感激&りすぺくつ!

「One Last Time」のMVは、ちょっとした間違いに気づいたら1時間後に直して差し替えてたから「ほんとにハンドメイドなんだ〜」と感激しました。
そして、ファンクラブ限定ラジオの内容だからここでは詳しく書けないけど、自主制作ならではのトンデモハプニングもあったようで 笑
そんな話聞くと、もう感謝の最敬礼ですよね。りすぺくつ!
メンバー一人欠席のまま撮影してるし、欠席理由が「メシ行ってた」だし。(あ、ちょっとネタバレ・・・)

私が先週幸せに暮らせた理由の何割かは確実に連日のUVERのMV投下だし、国に払ってる税金の何割かをUVERworldに納めたいのだが?
私の心の居住地はほぼほぼUVERworldだから住民税払いたいのだが?
無理なら、心のふるさとだから「ふるさと納税」したいのだが?
1万でいい、払わせろSay oh!

正直「良いMVとは何か?」って考えてしまったよね。もちろんお金と時間を贅沢にかけたMVはそれはそれで違った素晴らしさがあるんだけどね。
今回のUVERのハンドメイドプロモーション、同業者も色々考えさせられたのでは?
MVとはこういうもの、プロモーションとはこうするもの、っていう固定概念をひっくり返すような面白いチャレンジだと思うんですよね。
曲を作った人が自分で頭に描いた世界観を映像として表現するのって理想的だし、受け手側も一番素直に受け取れるしね。

そして何より、ご本人(達)が、仕事と遊びの狭間みたいな所で、アートを心の底から楽しんで制作しているのが伝わってとても良い。

さて、ここからはTAKUYA∞制作MVに関して、感じたことを出来るだけ端的に(&薄っぺらく) 笑

Making it Drive

1回目:(ところどころ映像乱れるから)やっぱり最近うちのWiFi調子悪いんだよな〜
2回目:しっかりしろよ我が家WiFi !!!ギガーーーーー!!!!!

3回目:あれ、同じところで映像乱れてる・・・ひょっとしてこれは・・・オシャレ加工・・・・

無意味になる夜

・Making it Driveから繋がっているっていう演出が超面白い!!こういう自由さ、自主制作MVの醍醐味だよな〜
・しかも “I’m making drive〜♫”からの〜本当にドライブに出るというw
・なんでむげちゃんずっと札束握りしめてるんだろうと思ってよくよく見たら小説だった 笑
・曲のゆるさに負けないくらい映像もゆるくて良い。ソニーが公式にMV作ったとしてもこんな感じのちょっとチープ感が正解だった気がするな〜。

「すでに終わっている音楽業界?
もう終わっているロックバンド自体?
ならなんで毎日こんなに俺達は楽しんだよ」
(無意味になる夜/UVERworld)

stay on

・so saxyなSAXの音色から夜のにおいも感じたし、ある程度のパリピ感は想定してけど、想像以上だった 笑
・MVでここまで全力で踊るTAKUYA∞は初めてなのでは?

First Sight

・自分の中にある曲のイメージを大事にしたいから、ストーリーありのMVって実は苦手なんだけど、曲を作った人みずからがつくっているのはアリだな〜と思った。
・このMVが公開される前の全曲レビューで、「First Sight」は

「素直に聴いたら、すれ違いの生活を送る男女間の恋愛の歌なんだけど、もっと普遍的な愛の歌にもとれる」

って書いたけど、まさにそうだった。そういう余白を感じさせる歌詞だったんだよなぁ。直接的に表現しなくても行間でそれを表現できるむげちゃんはやはり天才だな!(信者)

・ロケ地もそうだけど、演出や服装が華美ではなく、ちょっと素朴な感じが好感持てたな。遠い世界の話ではく、私たちのすぐそばにある日常に棲む愛が切り取られた感じがね。
・”First Sight”ってタイトルロゴの入るタイミングがとても好き

One Last Time

やっばぁ・・・全てにおいて癖が強い 笑
TAKUYA∞がメガホン取ると何が素晴らしいって、随所に癖が滲み出ることだな〜。

癖①:ロケハンの癖

One Last TimeのMVはきっと闇取引用の薄暗い倉庫とかでスモーク焚きながら真夜中に撮影するんだろうと思ってましたけど、まさかの白昼堂々アットホームなHome sweet home♡ほっこり空間。
おかげで色々と深読みしてしまいましたよ、私。
オマージュでしょうか?最後爆発したりカーテン燃え盛ったりするパターンでしょうか?

癖②:アメリカン癖
靴のままベッドで寝ている←アメリカン
上着もまともに着ていない状態で唐突に寝起きの癖の強い挨拶(長い)を始める←アメリカン

癖③:高級宝飾品の扱いが雑

癖④:ドラムの人が明らかに曲調や他メンバーと合わない陽気な色のセーターを着てしまっている
なんか呼び出されたからお気に入りの普段着で来てみたら「あ、今日撮影やった?ホンマ 笑?ま、ええか」(ゆるい)というパターンに違いない

癖⑤:手がうるさ愛しい
久々登場のてのひら太陽マークだけでも主張が激しいのに、手がとにかくうるさ愛しい 笑
これどういうこと?TAKUYA∞カメラ持ちながら撮ってるってこと?
新しい試みで面白いよね!どういう意図があるのか、深い意味が込められてるような気もするし、「GO PRO買うたからつこてみたかってん(瞳キラキラ)」みたいなやつの気もする。

しかし、曲の格好良さとヴィジュアルの良さが全ての癖を凌駕して、「カッケー」以外の語彙力を喪失してしまう。恐ろしいバンドだ。

AFTER LIFE

・演奏シーンでも良かった気がするけど、まぁメンバーの無言の小芝居(文字通りの小さなお芝居)が尊いから、これはこれでいいかな 笑

LIVE at Avaco Studio 3

以上のTAKUYA∞制作MV以外にも、レコード会社が公式で撮ったAvaco StudioのMVも3本あって、これがまた素晴らしいんです!!!!!
生バンドで演奏した瞬間の爆発力がすごいし、音源との違いを聴き比べるのがとても楽しい。
Avaco Studioの生演奏MVは我々の期待を絶対に裏切らない!!!!

追伸:
ところで、OXMORONはどうしたのでしょうか・・・
最初に聴いた時からの好き度急上昇ランキングでは圧倒的首位な曲なのだけども。

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