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(父親から見た)はじめての子育て

こんにちは、むぎです。現在、三人姉妹の父親をやっています。

はじめてパパ、ママになる方から、相談されることがあったので、経験したことを記事にまとめてみようかなと思いました。

どちらかというと母親視点のお話をよく見るので、父親視点のお話として書きました。母親さんは父親さんの理解に、父親さんは母親さんと仲良く子育てするための一つの参考例として読んでいただければ幸いです。

■第一子が生まれた時の実感・自覚

自分の子供が生まれて、とても嬉しかったことを覚えています。病院の前で興奮しながら親に電話していました(笑)

ただ生まれてすぐに、「父親としての実感」が得られたかというとそうではありませんでした。夫婦そろって育児をしていく過程で徐々に実感(自覚?)が出てきたような気がします。

父親は自分のお腹を痛めてないし、授乳ができるわけでないので、やることは増えますが、出産前後の変化がほとんど無いからだと思いました。


■父親の誤解

自覚の無さに合わせて、最初の頃は、

・赤ちゃんは母親のおっぱいを求めるもの
・赤ちゃんは母親じゃないと寝ないもの
・赤ちゃんが泣きやまなかったら、最終的におっぱいに頼るしかない

等々、「赤ちゃんは母親を求めるもの」だと誤解していました。

なんたって、おっぱいが最強すぎて、父親にできることも少ないんじゃないかと、思ったりもしました。

でも、夫婦喧嘩をしたり、嫁さんの思いを聞いたり、育児をやっていく上で、そうじゃないということに気が付きました。


■赤ちゃんは0歳、パパもママも0歳

赤ちゃんは、何か不安や不満があると泣くわけで、別に母親がいないから泣くのではなかったんですよね。

母親でも泣き止まないことが多々ありました。母親でも理由がわからず、どうしていいかわからないことが多々ありました。自分で考え得る対策をしてみても、やっぱり全然泣き止まないし、全然理由がわかりませんでした。逆に父親でも上手く泣き止むことがありました。

そんなこんなを繰り返していくうちに、ある結論に達しました。

・赤ちゃんも一人の人間。本当に機嫌が悪い時は泣き止ませることなんてできるわけない。

・赤ちゃんは0歳、パパもママも親になってから0歳。お互い育児のことが全然わからなくて当然。子供と一緒に成長していければいい。

この結論を思いついてから、夫婦の間、親子の間の理解が深まった気がします。


■夫婦のすれ違い

育児がはじまって何より大変だと感じたのは、やる事の多さと、拘束時間でした。赤ちゃんを育てるのには次のようなことをしないといけません。

・授乳orミルクをあげる
・おむつ換えをする
・ミルクを吐くので着替えをさせる
・お風呂に入れる
・ずっとベッドに寝かしっぱなしは怖くてできない
・病院につれてく
・夜は数時間おきに起きて泣くのであやす
・横にしとくと泣くので抱っこする
・よくわからんけど、泣いたらあやす
などなど

これらの合間に、日常生活(仕事、掃除、洗濯、料理、買い出し、お風呂、睡眠など)をやらないといけないわけです。

それに加えて、赤ちゃんは本能で訴えてきます。親の状態なんてお構い無しです。趣味の時間はなくなり、睡眠時間が削られて、イライラすることも増えていきます。

そんな中で、この家事は俺の担当、この育児はお前の担当みたいに、そもそも切り分けられるものではないんですよね。それはとても難しいことです。

「俺は仕事してきたんだけど」と、仕事と家事育児を比べる人もいますが、ナンセンスです。自分の仕事が詰まってようが、時間も場所も選ばず、好きな時に大泣きしてくる、下の世話までしなきゃいけないクライアントと仕事してるなら、まだ話は分かりますが💦

ちなみに、うちで夫婦喧嘩が起きた原因も、

・担当を切り分けたり、任せっきりにする
・できないことを相手のせいにする

が多かった気がします。それよりも、

お互いが大変なら代わってあげる。自分が大変なら気持ちを聞いてもらう。二人とも大変なら二人とも家事の手を抜く。それか、「せーの!」で重い腰を上げて一緒に「辛いねぇ」と言い合う。

というのが大事で、そのスタンスになってからは、喧嘩もなくなったと思います。


■今でも嫁さんから感謝されること

こんなところが、とても助かったと言われます。

①赤ちゃんを連れだしたりして、集中した時間を確保してあげること
 (特に睡眠時間)
②育児の"やりたい事"を尊重してあげること
③お互いの気持ちを言うこと。お互いの気持ちを聞くこと


■子育てテクニック

大したものではありませんが、便利だった小技を書きます。

①一通り授乳した後でも、乳首をハミハミして寝ないことがありますが、その場合は授乳をやめて抱っこすると寝ます。授乳して30分~60分して寝てなかったら、嫁さんから赤ちゃんを引き取ると良いです。

②嫁さんの睡眠時間を確保するために、赤ちゃんを引き取るけど、どうしていいかわからない場合は、散歩がオススメです。(歩くと静かになるし、泣いても嫁さんに聞こえない。でも育った赤ちゃんは重いので、ぎっくり腰に注意です。お医者さんに最近突然めっちゃ太った?と言われました。)

③散歩すると寝ます。その応用で、家の中で歩く感じで体重移動すると寝ます。こっそり抱きながら耳や目を腕で覆うようにすると睡眠環境が整えられるようで、早く寝てくれます。ただ、揺さ振られ症候群にならないように、はげしくしないでください。ゆっくり、ゆーっくりです。

④赤ちゃんはお腹が離れると起きるので、抱っこで寝てくれれば、そのまま浅い角度のソファーなどに一緒に横になって休むことができます。(うつぶせになるので、窒息しないようにようによく見ててください。)
赤ちゃんを抱っこ紐ごと横にして、ジョイントを外して、こっそりお腹を離していく方法もあります。

⑤寝かしつけは夫婦交互にやると良いです。母親じゃないと寝ない!なんて文句を言われることが少なくなります。ちなみにうちは少し大きくなってから「今日はおっぱい無い奴か」という感じで何も言わず素直に寝てくれるようになりました。

④の、抱っこ紐ごと横にする図

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■利用して便利だったもの

子育て中に利用して便利だったものを書きます。

①エルゴの抱っこ紐
 夫婦共用でもサイズが変えられたので便利でした。抱っこもおんぶもできるようになっていて、重さが分散してかかるようになっていたので、抱っこが楽でした。

②トランシーバー(みたいなやつ)
 うつ伏せが大丈夫になってからは赤ちゃんの声をリビングで聞けるようにできたのは便利でした。今はスマホでアプリとかあるかもしれないので、利用すると良いと思います。

③スマホ
 twitterで授乳中のスマホはどうなの?という意見がありましたが、どんどん使った方がいいと思います。動けない中で情報を仕入れたり、ネット通販で買い出ししたり、映画を見たり、愚痴を聞いてもらったりすることで助かることもたくさんあると思います。

④児童館
 乳児~幼児の設備が整っているし、広いし、ずっと抱っこしていなくても遊んでくれるので、家から連れ出すにはとても良い場所だと思います。

⑥二又のイヤホンジャック
 ちょっとした音で赤ちゃんは起きてしまいますが、二又イヤホンは嫁さんと一緒に映画やドラマを楽しむのに使えました。「良いところで起きた!」なんていうのも面白いです。



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