不定期にスピッツへの偏愛を語っております。
今年も偏愛ますます深めてポツポツと語っていきたいと思いますのでよろしくお願い致します😊

本日はそうですね…「リコリス」とかいかがでしょうか？

リコリスもかなり好きな曲です！
まず…「その笑顔はリコリス味」ですよね…
リコリスといえば甘草ですよね…薬草になるのかな？

グミがおなじみでしょうか…海外では人気のお菓子みたいですよね！
喉や消化に良いので、”その笑顔はお薬のようだよ”という意味が近いでしょうか？素敵ですよね…

リコリスなんとなくこの曲好きってずっと思っていたんですけど、改めてじっくり聞くと面白いなって思いました。

草野さんってすごい面白い人だなあって思うのって色んな二面性を内包してる人だと思うんです。
非常に現実的思考でありながらめちゃくちゃロマンチックであったり。
可愛いものが好きであるのにちょいグロな所も含めで好ましく思う傾向があったり。
なんだろう…子供の頃ってそのまんまそういう世界を自然に持ってたんじゃないかなって思うんですけど、大人になるにつれてどちらかに寄るというか選んで特化していくところあるんじゃないかなと思うんですよね。
でも草野さんってどっちも同じように持ち続けている人だと思うんです。
それが凄く魅力的だと思っているんですが…

それで去年発売された一番新しいアルバム「ひみつスタジオ」なんですけど、なんていうんでしょう…ロボットとそれを作った女性の物語っていうのが入っているんですよね…それでその前の「見っけ」にはコビトくんが出てくるし…その前の「醒めない」には架空の生き物のモニャモニャくんが登場してきます。
うまく説明できないんですけど、なんだろう…大人の童話の世界を構築してそこで遊んだり現実と行ったり来たりするような…草野さんのパラレルワールドに招待されているんじゃないだろうかって思うんです…最近。

それで、このリコリスはだいぶ前に発表されてる曲ですが、既にこれ童話や絵本の世界みたいだなって思いながら聞いてたんですけど、（旅人が口笛を吹いたり、夕暮れ前に裏道歩いたり…良く出来た機械は自分なのかな？って思ったり…i-Oくん序章だったりしないですかね？）だんだんそれをわかりやすく世界を見せてきてくれてるんじゃないかなって思うんです…

「ひみつスタジオ」発売と同時に　junaidaさんとコラボした絵本「ひみつストレンジャー」を出版されましたが、これは本当にすごく可視化されたものだと思うんです。
また、junaidaさんの世界と草野さんの世界のコラボは親和性が高い上に両者の魅力をより引き上げたものだと思うんです。

草野さんはミュージカルもお好きなようで…なんていうんでしょう…架空の世界、面白い世界、パラレルな世界をいっぱい持っていて…
なんだろうなあ…現実に向かいつつも色んな世界で遊ぶのも楽しいって事をちらっと見せてくれる…そういうのをこれからもやってくれるんじゃないかなっていうのを楽しみにしてるんです。
わかんないですけど…次回の作品がめちゃくちゃバリバリロックなもので架空の世界は一切ないとかもあるかもしれないですけど。

文学とか漫画とかお芝居とか絵とか音楽とか…人の思い描くものって物凄い豊かで凄い楽しい世界が広がっていて無数のきらめきや無限大の自由があっていいと思うんです。
逃げ場だったり、秘密基地だったり、誰かとの秘密の大切な場所であったりしても。ただただ綺麗で見とれる景色だったり大事な大事な永遠に残しておきたい素敵な記憶だったり。仕舞ったり取り出したりできる。
それを宝箱に仕舞ったり取り出して眺めたり…そうやってまた現実にむかっていったり…

そういう優しい場所があるよ…って言ってくれてるのかなあ～なんて思ったりしたのでした。
大人だからこそ童話は必要なときあるのかもしれないです。

とりとめのない文章になってしまいました。
リコリスとっても素敵な曲です。良かったら聴いてみてくださいね✨

寒いときに温かいものでも飲みながらぼんやりするのにお薦めです。

あ、そして実は　junaidaさんとスピッツがコラボした「ひみつストレンジャー」の絵本の原画展がこれからあります。
興味がある方はよかったら😊

今日もここまで読んで頂きありがとうございます！