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初めての一時預かり

急遽、午前中に1時間ほど打ち合わせが入ることになった。

打ち合わせが決まったのは前日。

私の中ではどうしても外せない打ち合わせです。

リモートですが真剣な討論になるので4ヶ月の息子をどうしようかと悩む。

旦那はプチ育休が終わったところなので

この1時間の為に休みを取らせるわけにもいかない。

大阪の両親にすぐ来てと言える距離でもない。

でも途中で泣いたりしたら中断せざるをないし、泣かなくても気になって打ち合わせに集中ができない。

私が住んでいる地域の保育園で一時預かりをしてくれるところを探すが、大体が6ヶ月からの預かりしかしていなくて

生後57日から預かってくれる保育園は1つしかない。(もう一つはすごく遠い)

そちらに問い合わせたがもう定員がいっぱいで希望の日時では預かってもらえないと言われる。

市役所にファミリーサポートを使えないか問い合わせをしたが、事前の打ち合わせがないとすぐには利用出来ないとあっさり断られた。

あとは民間の母乳マッサージや、母子ショートステイをしている施設があるのでダメ元でそちらに電話をしてみた。

最初は「明日はちょっと…」

と言われたけど

「そうですよね…急ですよね」

と電話を切りかけたが

「1人スタッフが明日来れないか確認するので折り返して良いですか?」

と言ってくれた。

「もちろんです!お願いします。」

と言いましたが、無理なら赤ちゃん抱っこしながらリモートするか。と腹はくくっていた。

すると、すぐに電話があり

「明日大丈夫ですよ。お待ちしています。」

って。

なんてありがたい。急に無理なお願いだったのに引き受けてくれて本当に嬉しかったです。

たった2時間の一時預かりですが、息子はまだ4ヶ月。やはり不安です。

小さければ小さいほど最初に預けるハードルは高い。

上の息子は10ヶ月で初めて預けたな…心がちぎれるかと思ったくらい辛かった。笑

でもそうは言ってられない事情もあるんだよ。

こんな忙しない母ちゃんの元に生まれてきたことを運命だと思ってね…

ごめんねは言わないぜ

と思いながらも辛い。

次の日時間通りに預かり場所に連れて行きました。

優しそうな60代後半くらいの年配の女性が息子を優しく抱っこしてくれて

「お母さん大丈夫ですよ、行ってらっしゃい」

ってそれだけで泣きそうになる。笑

急いで家に戻りリモート打ち合わせの準備をする。

せっかく預かってもらったのだからやるからには本気でする

あっとゆうまの1時間で、実のある内容になりました。

周りに支えてもらいながら生きてるな〜と実感しました。

急いで息子を迎えに行こうと思って車に乗ったら旦那からパニックで電話。

「母親が亡くなった…」

って。

持病があった人ではないので、急死。

まだ原因は不明。

急に寒くなって寒暖差がこたえたのかな…

旦那は父親を早くに亡くし、妹も10年前に亡くしていて、母親が最後の血縁者でした。

今は車で30分くらいの距離に住んでるけど、

私たちがコロナにかかったせいもあり、しばらく会えていなかった。

うちの4歳の息子のことが大好きで、ベタベタに可愛がってくれていたから、もう一度会わせたかった。

と思いながら、下の息子を迎えに行った。

とても良い子にしていたと褒められました。

自宅で1人で亡くなると警察の検死があったりと色々と手続きが大変のようです。

(お義母さんは4姉妹が近くにみんな住んでいて発見は早かった)

いつかこんな日が来るとはわかっていても辛いものですね。

いつ何があるかわかりませんね。

とりあえず今は諸手続きが済むまでは2人の息子と待つしかない。

また落ち着いたらnoteに書き留めていきたいと思います。

何気ない毎日って尊いですね。

みんなが健康に穏やかに過ごせますように。

mugu






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