見出し画像

[海外医学部受験まで]中高一貫校卒の私が思う事

こんにちは、海外医学生Nです。

今回は私の中学・高校時代海外医学部受験を決めるまでの経緯をお話したいと思います。

私は、
中高一貫女子校(6年)→現役で海外医学部入学
という流れです。

中学校選びは大事

私は中学受験をして中高一貫の女子校に入りました。小学4年生から6年生まで3年間の準備が功を奏して、県で一番難しいとされる女子校へ入学しました。元々、誰かにお尻を叩かれなければ何もしないような性格なので、厳しく指導してくださった小学生時代の塾を卒業した後、中学では殆ど真面目に勉強しませんでした。中3で初めてテストの順位が出されるのですが、後ろから数えて50番という位置にいました。

そんな私の経験談から申しますと、中学校選びはとても大切だと思います。中高一貫校なら尚更、大事です。私はもう少し中学校選びを慎重にするべきだったと思いました。受験当時は小学生だったので校風などを気にせず、県で一番だからこの学校へ行こうと決めました。入ってみると、行事や部活には力を入れない、先生方は課題を全く出さない放任主義的な学校でした。私は皆んなで意見を出し合って作る行事が好きでしたし、課題がなければ勉強をしないタイプだったので、結果として全く勉強をしない人間が出来上がりました…
母校の校風が合うという同級生も勿論沢山いたので、それは個人的な合う・合わないの問題だと思います。

では、どのように学校を決めるのか?

私個人の意見ですが、その学校に通う生徒(塾の卒業生など)の話を聞くと良いと思います。塾や学校からの情報では生の声は聞こえません…だから、実際にその学校へ通っている生徒の意見を聞くと言うのが大事です。先生の質、学年の雰囲気、部活動などを聞くと校風や学校の特徴が分かると思います。

自分の性格に合った学校を選ぶ方がより楽しい学校生活が送れるのではないかと思います。

日本の医学部受験が窮屈だった

私の周りは医学部受験をする方が沢山居ました。学年の4割程が毎年医学部へ進学しており、医学部受験生が多いのが私の学校の特徴でもありました。元々、私もそのうちの1人で、日本の医学部受験を考えていました。
しかし、日本の受験のシステムがあまり好きでは無く受験勉強が苦になっていました。

日本の受験のシステムというと、数学は数3まであり、古典、現代文、物理、化学と膨大な量の暗記と演習が必要ですよね。当時は、医学部に入る為に古文や漢文をやったり、数3をやる意味って何なのだろうとよく考えていました…これを乗り越えて医学部に受からなければ医者になる為の勉強すら出来ないのか…

自分の興味のある分野だけ突き詰めて勉強したいのにな〜なんて思いながら勉強していたので受験勉強が段々と苦になってしまったのだろうと思います。また、周りの同級生達は本当に頭が良く中学の遅れを取り戻そうという焦りや劣等感も感じていました。とにかく、高1、高2の間で受験勉強が苦になっていました。受験勉強は窮屈でしたが、一応高校生から個人塾に通い初めて学校終わりから22時まで自習室に残って勉強していました。高2の秋の定期テストでは学年で50番ぐらいの位置にいました。

海外医学部を知ったきっかけ

受験勉強の中で例外的に楽しかったのが英語の勉強でした。中学3年生の時に恩師に出会います。英語を丁寧に教えて下さり、そこから英語が得意科目になり大好きになって英語で何かを勉強したい!と思うようになりました。その時にタイミングよく知ったのが海外医学部でした。

知った経緯についてもう少し詳しく話すと、私が通っていた塾から海外医学部を受験された方がいると聞きました。そこで初めて海外の医学部という存在を知りました。英語で医学を学べるなんて“絶対に楽しい面白い”と思い海外医学部受験を強く意識するようになりました。
それが、高2の夏頃の話なのですが、高2の秋までは高校の勉強も少しやっておこうと思い、日本の医学部受験の勉強を続けていました。海外医学部について自分で調べていくうちに、やはり自分には海外の医学部が合っていると思ったので、高2の秋頃に親と塾の先生にその事を話して、海外医学部受験を応援してもらう事になりました。

そこからは日本の医学部受験勉強は全くせず、英語の資格勉強(TOEFL iBT, 英検)と事務局(海外医学部受験の斡旋業者)の入学試験に向けての勉強を主にしていました。

海外受験に抵抗は無かったのか?


元々2歳から5歳までインターナショナルスクールに通っていた事から、将来的に英語を使ってコミュニケーションを取りたいと思っていました。また、英語を勉強する事が好きだった為、留学は大学生のうちに絶対にしようと思っていました。(実は中学生の時に海外の学校に転校する事も考えましたが、折角中学受験で頑張って入ったのだから最後まで残ろうと決めました。)こんな私にとって海外の医学部受験は絶好の機会でした。
親は私の意思を尊重してくれており反対されることは一切なく応援をしてくれました。その為、海外の大学を受験する事に抵抗は一切なく、自分が興味がある事を英語で勉強できる嬉しさの方が大きかったです。

このような流れで、私は海外の医学部受験を決めました。少し長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございます!!!

海外の医学部の良し悪し、事務局(海外医学部受験の斡旋業者)、学校選び、英語の勉強etc…
これらについては、詳しく別の投稿でお話しようと思います!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?