第5話
貨物列車が脱線し、運転士三名が死亡。遺族らはクロスナショナル輸送を訴える。会社側は10年間の遺族年金支給の代わりに和解を申し出る。運転士らは長時間の残業を強いられており、過重労働の状態にもあった。貧困に喘ぐ遺族たちは、謝罪を求める者との間で意見が割れる。機嫌が迫る中、アリシアのとある発見により、結論は法廷へ。新たに証言する事となったSEと労務管理担当者二人から新たな証言を引きだそうとする。ところが、事故の前、運転士の一人がアンフェタミンを服用していた事が判り、立場は逆転する。妊婦弁護士さんが全員を食う素晴らしい存在感。そしてそれ以外の場面では、カリンダが他を圧倒する。義母さんもまた苛立たしくて素敵。いずれにせよ、ピーターみたいなクズ野郎はさっさとうち捨てろってこと。

第6話
六年前、雑貨店に強盗に入り、たまたま居合わせた非番の警官を射殺したとされるクラレンス・ウィルコックス。彼は死刑判決を受けていたが、不当な裁判として控訴審を闘っていた。リーガルエイドから回ってきた案件を、アリシアたちが担当する。しかし控訴はあえなく棄却。クラレンスの妻と娘の姿に打たれたアリシアは再審請求のため動きだす。ケイリーとコンビを組み、裁判に臨むこととなったアリシア。決め手の一つとなったのが、目撃者の証言。そして今なお、目撃者は確信を持ってクラレンスが犯人と証言するーー。カリンダとケイリーって、「新スタートレック」のデータであり、「クリミナルマインド」のリードだよね。何だかんだで、一発逆転の秘策を握っているのは、この二人。着眼点と直感はアリシアなのかもしれないが、結局はこの二人がいないと、どの裁判も負けてる。そしてやられ役検事のマタンはいつもいい味が出ている。