第4話
レイブで将棋倒しが発生し、死傷者が多数出た。当夜のDJハビエル・ベルリンと警備会社が訴えられる。両者は共同被告。アリシアはバビエルの担当だ。勝ち筋の裁判であったが、判事が交代し、潮目が変わる。さらに警備会社の弁護士があの曲者クロージャーに。彼女はアリシアに対して厳しい判事を懐柔し、客達の薬物使用疑惑を巧みに利用、裁判を有利な方向へと導いていく。しかし……。チャイルズの宣誓証言の音声がマスコミにリークされ、犯人捜しが始まったり、ピーターの選挙絡みのゴタゴタが続くが、そんなもんはどうでもいい。ピーター、落ちろ。刑務所に戻れ、クズ野郎。カリンダ、大活躍。アリシアなんかに負けるな。がんばれ、カリンダ。もはやグッドワイフですらなくなってきているけど、グッドワイフ。

第5話
資金集めパーティが開催されている夜、事務所に公認ボディーセラピストのララ・ホワイトがやって来る。彼女はホテルの部屋で性的暴行を受けたという。その相手というのは、ノーベル平和賞を受賞したジョー・ケント。事実であれば、大変な事になる。ウィルたちは依頼を受けるべきかどうか悩む。一方ララは別の事務所との面会予定も。決断までの時間は4時間。さあ、どうする。パーティの出し物が壊滅的なのは、わざと？　しかし、取り上げられているジャンルの人たちは不愉快だろうなぁ。国際的に人望ある著名人の性的暴行事件を巡る4時間の駆け引きを克明に描く傑作エピソード。幕切れもいい。シーズン1 18話とならぶ、傑作。