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グッドワイフ クズ男ピーターは刑務所に行け!

第17話
ウィロビー夫妻の胎児が左心低形成症候群と判明。命を救うには3日以内に子宮内での外科処置が必要となる。準備は整ったが、直前になって、保険会社ライフステートが保険料不払いを決める。保険が下りなければ、費用が工面できず手術ができなくなる。緊急を要するため、ウィロビー夫妻のいるハーバー病院内で、出張法廷が開かれる事に。保険会社はイリノイ州で四件しか行われていない手術は実験的であると主張。夫妻の後には68組の夫婦が保険適用を待っている。保険会社としては負けるわけにいかない裁判なのだ。相手側弁護士は集団訴訟を下りれば、手術代を払うという条件を提示してくるが……。妻の中絶擁護運動やささいな書類上の誤りをついてくる一見、非情な空いて側弁護士にナイホルム氏再登場。この人、ホント、人間臭くて魅力的だわぁ。結果的にピーターの力が必要となってくる展開は素晴らしいけれど、ピーターはクズよ。何が信仰だ、嘘臭い。こんなヤツ、さっさと別れて刑務所に入れてしまえばいいのよ、アリシア。がんばれ、アリシア。グッドワイフ!

第18話
ビアンカ・プライスがルームメイトを射殺したとして起訴された裁判。十二人の陪審員たちは、証拠を吟味し、有罪、無罪を決める。被害者が撃たれた部屋にはビアンカが一人。足元には凶器のけん銃が落ちていた。階下には多くの人がいて、銃声を聞いている。ビアンカは銃声時、バスルームにいたと証言。しかし、ビアンカの彼氏と被害者の間にも「親密」な関係があり、それが動機とされている。硝煙反応など多くが被告に不利に働く。しかし、遺体発見時、現場にいた者が撮った動画が見つかり、事態は動き始める。弁護側は弾道検査の専門家マクベイから決定的な証言を引きだす。陪審員の視点で進む、殺人事件の真相と裁判の結末。これは傑作。数ある法廷ものの中でも、トップクラスのでき。クソピーターが出て来なければ、こんな話も作れるんだなぁ。でも、それだとグッドワイフじゃなくなるし、難しいところ。カリンダの活躍やセクシーな刑事など、見どころ多数。そして見事な結末。第一シーズンを代表する一作。みんなに見て欲しい。

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