第3話
アリシアたちと家族ぐるみの付き合いをしていたチャタム家の息子ケニーが弁護の相談にやって来た。友人のブライアンとマリファナを吸っているところを見られたという。ケニーの母親のローレンは、ピーターの逮捕を知った途端、態度を変え付き合いを断った人物だ。ところが、ケニーにかけられていた容疑はマリファナではなく、重罪謀殺だった。ケニーは逮捕勾留される。アリシアは仕方なく弁護をするハメに。ケニーはブライアンと共にランキン家のゲストハウスに不法侵入、そこで警備員に見つかったため、突き飛ばして殺害、逃走した容疑がかけられている。ケニーは否定。しかし、現場にいたブライアンが先に取引したため、突き飛ばしたのはケニーという事に。アリシアは彼の容疑を晴らす事ができるのか。息子の裁判を通してわだかまりが解け、チャタム家との甲理由が復活するーーなんて事はなく、新たな決別が行われただけというラストは実にクール。ここがアリシア人気の秘密なんだろうなぁ。例によって、ピーターは高慢ちきな自己中にしか見えないし、子供たちのグズグズもけっこう不愉快なので、どうでもいい。

第4話
ザナプリルという薬を飲み、トライアスロンの選手が下半身不随となった。ダイアンは製造者三名との裁判に臨むため、アリシアたちにも召集をかける。この裁判に勝ち、集団訴訟にもちこむためだ。だが相手は辣腕弁護士のマクルーン。裁判は紛糾するが、裁判資料の中のメモから、アリシアは陪審員の一人が買収されているのではとの疑惑を持つ。下手をすれば審理無効となってしまう。ダイアンたちは、判事には報せず捜査を続ける事を決める。容疑が濃いのは2番と11番。果たして真相は？　裁判の勝者は？　裁判と並行する形でピーター裁判のゴタゴタも公私に渡って描かれるのだけれど、いや、ピーターみたいなクズ放っておいて、さっさと離婚し、そのまま刑務所で暮らさせろとしか思えない。