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グッドワイフ クズ男ピーターは刑務所に行け!

第21話
ロックスター、マックス・ワイルダーの妻、キャロラインの離婚調停に関わる事となったアリシア。マックスには既に若い恋人シェイナがいる。年間18万ドルの提示を30万ドルに引き上げる事に成功したアリシアたち。ところが、離婚成立直前、マックスは事故を起こし意識不明となる。婚前契約により意識が戻らなければ4000万ドルがキャロラインのものに。離婚訴訟担当のデイビッドはキャロラインがサインした書類を破棄。一方、亡くなった場合、遺書から妻キャロラインの名が外して合った場合は、何も手に入らない事に。診察の結果、マックスの意識が戻る確率は100万分の一。婚約者が生命維持装置を外す決断をすれば彼女に4000万ドル、装置を外さなければ妻に4000万ドル。判事はマックスの「意思」を尊重すると判断。果たして、生前、マックスは自身の命をどう考えていたのか。ピーターが出ないから、清々しいねぇ。とはいえ、内容はなかなかに重い。事務所の経営事情もあり、夫を失うかもしれないキャロラインの心情を無視し、金の事ばかりが先走る弁護士たちの冷淡さが、恐らくはわざと顕著に描かれる。しかし、第三の結末に実質、逃げてしまっているので、テーマ性は希薄になってしまった。その分、アリシア対ケイリー、どっちが残る問題が、あざとく目立つ。まあドラマとしては、こっちの方が引きになるんだろうけど。

第22話
コリン・スウィーニー再登場。アリシアが彼の自宅に行くと、彼と全裸の女性が手錠で繋がれており、刺殺されていた。コリンは血まみれ。さらに台所には飼い犬の死骸も。アリシアはやむを得ず裁判を担当する事となったが、スウィーニーのイメージが悪すぎて、事務所の経営にも影響を及ぼし始める。彼は犯行を頑なに否定、正当防衛を主張するが……。コスコの証言で窮地に立つピーター。いいぞ、いいぞ、そのまま刑務所に戻してしまえ。人間のクズ、ピーター。バイバイ……と思ったら、我らがエルズベス・タシオニの大活躍。クズ男が栄える世の中。がんばれ、アリシア。グッドワイフ!

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