第15話
投資会社の社長マイルズ・ワーグナーが射殺され、現場にいたブラッドが逮捕、起訴される。ワーグナーの行っていた投資は実のところネズミ講まがいの詐欺であり、全財産を失った者も多数いた。ブラッドもその一人である。彼が失ったのは9万8000ドル。詐欺被害の総額は8億ドルにのぼる。ダイアンたちは、凶器の9ミリけん銃の行方が不明であること、殺害当夜、被害者が持っていた5万ドルも消えたままであることなどで、ブラッドの無実を訴える。確実な方法は真犯人を見つける事だが、容疑者が多すぎてカリンダも手の着けようがない。サンタクロースの目撃者を潰し、優勢となるダイアンたちだったが、被害者の共同経営者の証言が事態を危うくする。共同経営者こそが真犯人と睨んだダイアン。逆転の可能性はあるのか。彼女が雇った新しい弾道検査の専門家マクベイの活躍。裁判はいつもながら上々の面白さ。クソクズ男ピーターが家に帰れるって、いったいどういう国やねん。ピーターを刑務所に戻せ! がんばれ、アリシア。グッドワイフ!

第16話
アリシアたちと仕事をしていた弁護士ドーフマンが、第一級殺人で逮捕された。麻薬ディーラー、ルモンド・ビショップ絡みの裁判で、証人ケリー・ガーバー・スミスが殺害された。証人の情報を弁護士が漏らしたためとされたのだ。ルモンドはドーフマンの顧客だった。経営難の中、ウィルたちは連邦裁判に挑むことに。状況は完全アウェー。ウィルたちは、証人殺害が本当にリストから名前が洩れたためであったかを探る。だがそのためには、麻薬ディーラー、ルモンドとコンタクトを取る必要があった。アリシアたちは、「悪魔に魂を売る」ことに!? ウィルが果てしなくかっこいいところを見せるも、まあ、そこはぼんやりとした決着に。ピーター絡みでイーライ登場! 彼もピーターにつくだけあって、なかなかにクソだが、今回もまたピーターのクソっぷりが際立つ。刑務所に戻せ。がんばれ、アリシア。グッドワイフ!