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#6 COMFORTABLE REASON "Fishing Cap"

こんにちは。無地キャップマニアです。
普段はアメリカ古着を取り扱う古着屋で働いています。
毎日身に付けたい最高な無地キャップの"カタチ"を追究中。
今回載せきれなかった画像は、instagramにて公開中です。
https://instagram.com/muji_cap


第6回目は、
COMFORTABLE REASON (コンフォータブルリーズン) "Fishing Cap" 
についてお話しさせていただきます。
(ブランド COMFORTABLE REASONについては、#1 COMFORTABLE REASON "Reflection Leisure Cap"の投稿をご覧ください)

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COMFORTABLE REASON
"Fishing Cap"

【詳細】
リリース年 : 2021年
色 : オリーブ
素材 : ポリエステル100% (接触冷感・UVカット)
ツバ部分(バイザー)の長さ : 8.5cm
ツバ部分(バイザー)の幅 : 20.0cm 
被る部分(クラウン)の深さ : 11.0cm
被る部分(クラウン)の内周 : 最小約57cm/最大約62cm

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素材に注目!
ポリエステル100%で、撥水性のある高密度のリップストップを使用しています。
(※リップストップとは・・・#4 Type of Person "BASIC CAPの記事をご覧ください)

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サイドと裏地は、吸水速乾性のあるメッシュ地。
裏地の汗止めには、吸水速乾性・接触冷感・UVカット・抗菌防臭機能のあるリバーシブルメッシュ素材を使用しています。 
テレビCMなどでも流れる接触冷感の言葉・・・前から気になっていたので調べてみました!
(※接触冷感とは・・・よく勘違いされやすいのですが、接触冷感=冷たい素材ということではありません。なぜ接触冷感の生地がひんやり冷たく感じるのか、その仕組みは繊維の持つ3つの特徴が関係していると言われています。)

接触冷感にUVカット機能も加わって、これから暑くなる夏にもバッチリな1着です。

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さらにあご紐(ドローコード)もついているため、アウトドア感も満載!
外出時に風でキャップが飛んでいきそうになってもバッチリです(笑)

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そしてこのキャップの面白いポイントは、4パネル(4枚の生地)で構成された4パネルキャップだというところです!

調べていくうちに、4パネルキャップはヴィンテージのL.L.Bean(エルエルビーン)やOrvis(オービス)など、釣りやサイクリング用のアウトドアブランドのキャップでよく見られる"カタチ"であることが分かりました。

では、なぜ4パネルキャップが作られたのか・・・
調べてみましたが、今回参考資料が見つからず、実際の用途は不明でした、、、
いつか無地キャップマニアの投稿で解明したいです!

◎パネル数について比較してみよう!

今回はパネル数の比較対象として、
#3 rajabrooke "ANOK CAP"
と比較させていただきます。

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・Fishing Capは4パネル(フィッシングキャップ型)
・ANOK CAPは5パネル (ジェットキャップ型)

比較してみると、
フロントの1パネル以外、縦にステッチが入る似た形だということが分かりました。
そしてパネル数の減少により、頭部へのフィット感は5パネルの方が優勢です。

さらに画像にて比較してみると、クラウンの深さはFishing Capの方が1cm深く作られていることが分かりました。

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・Fishing Capはクラウンの深さ11cm
・ANOK CAPはクラウンの深さ10cm

深さがある分被りやすく、パネル数の減少による頭部へのフィット感もカバーできています。

以上から、
・パネル数によって、頭部へのフィット感・被り心地が変化する
・クラウンの深さによって、頭部へのフィット感は改善できる

この2点を知ることができました!

【被ってみて気に入ったポイント】
・接触冷感・UVカット機能でこれから暑くなる夏に最適
・リップストップ生地で、無地の中でも主張のある質感(格子柄)
・ドローコードがついており、アウトドア感アップ
・ロングビルで日除けにもなり、小顔効果あり
・4パネルでスマートな印象

被ってみるとこんな感じ!

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身長 : 171cm
頭囲 : 58cm (メンズLサイズ)

第6回目、いかがでしたでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。
ぜひ次回もお楽しみに!

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