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#5 NOROLL "USUALLY CAP G/D"

こんにちは。無地キャップマニアです。
毎日身に付けたい最高な無地キャップの"カタチ"を追究しています。
今回載せきれなかった画像は、instagramにて公開中です。
https://instagram.com/muji_cap


第5回目は、
DEVELOPMENT BY NOROLL (デベロップメントバイノーロール) "USUALLY CAP G/D"
についてお話しさせていただきます。
※通称 NOROLL (ノーロール)
(ブランド NOROLLについては、#2 NOROLL AUTUMN LEAVES CAPの投稿をご覧ください)

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NOROLL
"USUALLY CAP G/D"

(G/D・・・Garment Dye 和訳 : 製品染め、ガーメントダイ)
【詳細】
リリース年 : 2021年
色 : フェードブルー
素材 : コットン 85% / 和紙 15%
ツバ部分(バイザー)の長さ : 8.5cm
ツバ部分(バイザー)の幅 : 21.0cm 
被る部分(クラウン)の深さ : 11.0cm

まず注目したいのが、素材です。
なんとコットンと和紙の混紡!
このキャップに出会うまで、和紙を使ったキャップがあるとは知りませんでした。
実際に触れてみると、滑らかでサラッとした触り心地。
コットン100%のキャップと比べて、毛羽立ちが少なく、上品な質感だと感じました。
(※和紙素材について・・・和紙と聞くと『障子』やゴツゴツした紙を思い浮かべ、”すぐ破けそう”や”水に溶けそう”というイメージかもしれませんが、耐久性がよく、速乾性があり、軽量で消臭効果まである、魅力に溢れた素材なんです)

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そしてこの"USUALLY CAP G/D"は、
キャップの形が完成してから染める工程(製品染め)によって出来上がった、独特な色合い。
後から染める製品染めによって、キャップ全体に縮みが生じており、新品だけど古着のキャップようにクタっとした1着です。
(※製品染めとは・・・生地から染める先染めとは違い、柔らかく素朴な風合いが人気。製品ごとに微妙に変わる染色の濃淡の違いも「一点もの」を感じさせてくれて、とても魅力的な染色法)

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【被ってみて気に入ったポイント】
・素材に和紙が使われていて上品で、さらに速乾性もあり
・製品染めによる雰囲気のある質感
・ツバ部分にはスポンジ芯が使われており、長時間被っても疲れない軽い被り心地
・ホワイトステッチの差し色がよい

実際に被ってみるとこんな感じ!

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身長 : 171cm
頭囲 : 58cm(メンズLサイズ)

SNSに載っているショップ店員さんのとてもカッコよく被りこなす姿が魅力的で、購入してみました。
ですが、今回の"USUALLY CAP G/D"は僕には被りこなせませんでした。
悔しい…(笑)

そこで!なぜこのキャップの"カタチ"は似合わなかったのか・・・?
その理由を追究したいと思います。

なぜ似合わなかったのだろう・・・?

◎キャップの"カタチ"を比較してみよう!
今回は、クラウンの深さが同じ11cmである
#1 COMFORTABLE REASON "Reflection Leisure Cap"
と比較させていただきます。

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・Reflection Leisure Cap
   ツバ部分(バイザー)の幅 : 19.0cm
・USUALLY CAP G/D
   ツバ部分(バイザー)の幅 : 21.0cm
(※ツバの幅は最大横幅の位置で計測しています)
ツバの幅約2cmの差で、被った時の顔の印象が変化することを実感しました。

そして、"USUALLY CAP G/D"はノーロール独自のビッグバイザーが使われており、
#1よりも丸みを帯びた形状になっています。


丸みを帯びているため、ツバのつなぎ目よりも、ツバの真ん中付近が最も膨らむ形で広く作られています。
そのため、ツバのつなぎ目は横幅20cmですが、ツバの真ん中付近の最大横幅は21cmとなっています。
よく見ると半円のような緩やかなカーブを描いた"カタチ"をしていますね!

上記画像で比較すると、#1の方が先端に向けて細くなっていて、スマートな印象です!


今回の追求で、
半円に似た丸みを帯びているツバの"カタチ"(#5)よりも、
先端に向かって細くなるツバの"カタチ"(#1)の方が自分には似合うことを実感しました。

第5回目、いかがでしたでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。
ぜひ次回もお楽しみに!

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