考察①槍の名前【シン・エヴァンゲリオン劇場版】

これまでシリーズで登場した武器として特別な存在と思われるものに"槍"があります。
従来より作品のシンボル的に登場した【ロンギヌスの槍】と『Q』に名前だけ出てきた【カシウスの槍】の二本&今作に登場する【第3の槍】です。
これらの槍の呼称が意味することは本作の内容に深く絡むと思っています。

重大なネタバレを含みますが途中までは無料記事で公開状態にしているので、未見なのに検索で来ちゃった人はごめんなさい。
また、一部キリスト教がらみの内容を含みますが、個人の思想とかそういうものでもなく、信仰を批判するものでもなく、フィクションに対しての考察ですのでその旨予めご了承ください。
 
次の考察は「考察②タイトルの示すもの」です。
繰り返し記号について解説しています。

今作において、終盤に登場するのが【ガイウスの槍】です。
神が与えたもうた聖なる槍。
ロンギヌスは絶望の槍、カシウスは希望の槍、ガイウスは世界をありのままに戻したいという気持ちから生まれたヴィレ(Wille,意思)の槍と形容されています。

3DCGにしてみました。ひとまず最終形態だけ。初期形態は何度か劇場に足を運んで形状を頭に叩き込んでから作ります。

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