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【ちい起業】なんか起業しちゃったってコト? ー無人販売リサイクルショップ編ー #9


遠隔から操作できるちいさな起業「ちい起業」


みなさんこんにちは
オトテンです。
看護師で起業家、そして昨年福岡西新に無人販売のリサイクルショップ「大人は判ってくれない」をオープンさせたオーナーです。
現在その店を東京から遠隔操作で経営しております。
それにしてもオトテンが起業家・・・自分で言って笑っちゃいます。
オトテンみたいなおバカで短絡的な計画性のないお気楽人間が
起業家?
それってどうよ。
いいえ、どうでもありません。できちゃうんです。
ただし。
随所に凝った事業計画や膨大な資金、利便性のいい土地と店構え、たくさんの従業員などがいるような立派な起業ではありません。

遠隔からたった一人で操作できるちいさな起業「ちい起業」だからできちゃうんです。


食費は生きているだけで絶対的にかかるコスト。 だから・・・


昔、オトテンの友達にお家がお肉屋さんを経営している「スーちゃん」という子がいました。スーちゃんは3人兄妹の真ん中、兄弟の中でもよくお店に立ってお手伝いをしていました。
スーちゃんのお誕生日会によばれたとき、オトてんは揚げたての一口カツやステーキをたらふくご馳走になりました。オトテンだけじゃなくお誕生日会に呼ばれた子たちはみんなスーちゃんとお友達になってよかった。スーちゃんのお誕生日会に呼ばれたらこうして美味しいカツやステーキがたくさん食べられる、と思ったものです。

そんなスーちゃんはよくこんなことをボヤいていました。

「昨日は夕方から雨が降って急にお客さんが来なくなったんだ。だから夜のご飯は残り物のメンチカツと余った牛肉ですき焼きにした」

「今日は宴会が急にキャンセルになってオードブルを夕飯にしたんだ」

「卵の正味期限が近かったから全部卵焼きにしてお弁当に入れた」

オトテンはそんなスーちゃんのボヤきを心底羨ましいと思ったものです。
そして思いました。

お肉屋さんの子供に生まれればお肉やオードブルが食べられる。

生きていかなければならない絶対必要なものの中に食費があります。
しかしこの食費が利益の中で賄えてしまったらこんないいことはないですよね。つまりスーちゃんの家はお肉や揚げたてのコロッケを売ることで利益を得ているという生活をしているわけです。お肉屋さんの経営は大変だと思いますが、それでも今日の食事はしなきゃならない。そしてその自分達の食費という絶対的なコストをその中から得ているわけです。
こればすごくいいシステムです。
今日はお肉が売れなかった。だから今日売れなかったお肉はそのまま自分達の夕飯となる。
だからとりあえず今日は食事に困ることはない。
今日は「食いっぱぐれる」ことはないわけです。


その日のお腹が満たされればいいかな、的なマインド


生きていくために絶対的にかかるコストを利益に結びつければいいのであって大きな儲けを期待しなければいいのです。オトテンのいう「ちい起業」ではその日の腹が満たされればいいかな的なマインドでやった方がリスク回避も上手くいくと考えます。
商売は浮き沈みが激しく売れる時と売れない時の落差を考えるとそうした方が長く続きますし不況にも対応できるでしょう。

では生きていくためにどうしても必要なコストを事業として商売するとして絶対的にかかる「固定費」はどうしたらいいでしょうか。

絶対的にかかる「固定費」とは? つまり「家賃」のことです

(続く・・・ 今年もよろしくお願いします)


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