雑魚狩り推奨

「雑魚狩り」という言葉がある。(汚い言葉にアレルギーを感じた方はすまない)
ゲーム界隈で時折使われる言葉で、簡単に言えば自分より格下のプレイヤーを倒すことで連勝数を稼いだり、実績を多く見せたり、俺ツエーと悦に浸る行為だ。
当然ながら、あまりポジティブな言葉ではない。

しかし、社会で生きていく上での最適解は"雑魚狩り"なのではないかと思うことが少なくない。

例えばTOEICの点数、日系企業であれば800もあれば褒めてもらえる。就活ではそこそこ有利なポイントになるだろう。

一方で外資系コンサル企業ではどうだろうか。

1つ言えるのはTOEIC800点なのであればそのスコアは公言しない方がいいだろうということだ。
例え満点を取っていたとしてもふーんでおしまい。TOEFLで110点くらい取っていれば英語は得意な方なんだな〜と思ってもらえるかもしれない。

分かりやすく英語を例にとったが、こういうケースは世の中に非常に多い。
自分のスキルをもっとも高く買ってもらえて、自分の希少性が高い業界に身を置くと収入も幸福値も上がりやすい。
社会では戦うステージはそこかしこに溢れかえっているので、無理に強者としのぎを削る必要はないのだ。

まぁ若いうちに楽をするのはよくないとも思うのだが、ステージを下げて活躍するという選択をみんなもっと意識するべきだと思う。

経済産業省の官僚が覚醒剤所持で逮捕されたことは記憶に新しい。彼はうつ病に苛まれており、その状態でも仕事をなんとかするために薬物に手を出したそうだ。電通の例のように大企業で心のバランスを崩し、果ては自殺してしまう人もいる。
もちろん、上記の最大の問題は就労環境の劣悪さにある。

しかし、いつまでも最前線で戦い続けられるほど、大抵の人間の心と身体は強くないということでもあるのではないか。

どの辺りの業界や会社で雑魚狩りができるのかについては発言を一旦控える。

この文脈では敵を無用に増やしかねない…苦笑