私がコンビニで働いていた時の話です。バイトとして入って間も無いころ、なんだあの爺さんは？！と思うようなお客と遭遇しました。

そのおじいさんは白髪まじりで７５歳くらい。身なりは整っており、杖は持っているものの長身で背はしゃんとしていました。見る限りなんの不自由もなさそうです。
ですが入店するやいなや、出口に近い方のレジカウンターの所まで来たら足を止め、店員に今日はどんなお弁当があるのか訊き、持って来させお会計をして帰るのです。先輩店員も召使いさながら慣れたようにこなしていたのでその態度にも呆れたものです。

たった数メートルなんだから自分で取りに来いよ！？と思いました。

ですがその後、おじいさんは視力が無いと知りました。
そりゃあ、弁当コーナーまで行く必要無いですよね笑

その後たまたま同じ電車に乗る機会があり、付き添うという暖かい経験をさせてもらいました。目が見えないことで彼は他者を活かしている訳です。これも社会貢献のかたちです。

物事には必ず奥行きがあります。断片だけ見ていると苦しいこともあります。だから見る角度を変えただけでハッピーにもなれます。

あなたの人生にも彼と同じように奥行きがあります。

あの失敗を取り返したい
あの人を許せない
なんでこうなった？
自分が許せない
本当は違うんだ！

頭でわかっていても前に進めない時ってありますよね
それは断片だけ見て自分を裁いているせいかもしれません

手放して前に進みたい！と感じている時

心のスペースづくりのお手伝いいたします＾＾