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歯医者が好き


今日は仕事終われば歯医者に急ぐ日。
小児科も在宅訪問もされる先生でもあるため歯医者過多の時代に負けず人気があり、予約はひと月に1回しか入れてもらえない。


私には寝てるときに食いしばる癖があるため、どんどん歯肉が下がり、歯周病になりやすい。だから定期的にお掃除してもらい、ハゲたエナメル層に人工的なエナメル質をはってもらう治療をし始めた。健康投資である。

元々歯医者は大嫌いだった。痛くて怖いからだ。

でも、更年期になり、最初は舌が痺れ、だんだん口の中全体が痺れ、いろんな知り合いの歯医者の先生に相談したり診てもらい、ああそれ、なおらんやつ、とか、舌痛症、とかいわれ、いよいよ避けてきた「きちんと歯医者さんに通う」を選択し、ケアマネ時代に利用者さんを紹介し、評判がよかった先生のところに行った。

歯科衛生士さんのチェックを終えて、先生は、歯の磨き過ぎで歯根が削れています、治療をします、といい、歯の根元にエアガンで風をシュー!!っと打ち付けた。

私は ヒィー!ととびあがる。先生もびっくり。風だけなんだけど。まだ何もしてないよ。

先生は、幼稚園児に使用する麻酔を提案してくれた。笑気ガス麻酔。聞いただけでは怪しい麻酔を試してみることにした。

豚の鼻の形の鼻マスクをつけられる。チョコレートのいい匂い。すぐに、森林で檜風呂に浸かってる気分になった。チャーリーとチョコレート工場でチョコに浸かったboyもこんな気分だったのじゃないかな。歯科衛生士さんが、ちょっと痛いですよ、痛かったら、手をあげてくださいね、と言うが、手をあげるのがめんどくさいから少々痛くてもいいや、の気分である。

先生が注射をし、歯間や歯肉との隙間を掃除してくれ、上からエナメルをはってくれる。

終わりました、鼻マスク外しますね、と。

えーもう終わり?

鼻マスクを外したら普通の気持ちになった。

笑気ガス、何て素晴らしいのだろう。

世の中あらゆる不安で苦しくでる人いっぱいいるが、これ吸えばみんな気分よくなり解決するんじゃないの?、、それ麻薬じゃん。だから医療用麻酔か。

それ以来、私は月一歯医者に行くのが楽しみで、早くチョコレートを吸いたいなあとまじめに歯医者通いをしている

ちなみに笑気ガスを使用すると歯医者の料金は毎回1500円程度高くなります。



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