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アフターコロナの海外旅行

タイトルの通り、今年、2019年ぶりに海外旅行に行ってきました。
コロナ後、初の旅行です。

行った理由は一つ
【帰国後の隔離が無くなったから】

せっかく楽しんでも帰国後に2週間?も自由を拘束されるのでは仕事もできないですし、なおかつ、帰国してからの経費もかかるため、とてもじゃないけど出かける選択肢が無かったです。

ただ、さすがに海外の流れ(主にアメリカ様の圧力)に負けた我らが日本
ワールドカップの前には緩和を出来るように検討をし始め、9月からはついに帰国時の隔離無しでの海外旅行が認められるニュースが夏ごろに舞い込んで来ました。(※隔離無しはワクチン3回接種など条件付き)

ちなみに、隔離無しになるための「ワクチン3回接種」や「帰国前PCR検査での陰性証明」の条件に関しては、実際の防疫目的というより、ちゃんと言うことを聞いてくれそうな人を見分けるためのスクリーニングだった気がしています。
なんだかんだ、微妙なご時世でもあるため、帰国時はもちろん、諸外国で迷惑かけそうな人はちょっと日本で大人しくしていてほしいでしょうしね。

そして規制緩和を期待して待っていましたが、今までも票田の老人のために国民の命を守るために慎重に慎重を重ねた我が国
実際に施行されるまでは信用ができません。
そのため、海外情報を仕入れつつ、実際に規制緩和を待ち続けました。

ここから、さっくり時系列で記述します。

9月1日:規制緩和。海外の行先選別開始

ここで、重要なのは渡航先のコロナ状況です。
帰国後隔離が無くても渡航先がエピデミックであった場合、渡航先で隔離、もしくは入国できないなんてアホなことになります。

このタイミングでの渡航先の候補はこんな感じでした。
ウズベキスタン・パキスタン・インド・インドネシア。スリランカ・中米のどこか
ヨーロッパで行ったことがないところ

パキスタンは残念ながら洪水の影響が色濃く残るためNG
インドもまだコロナ情勢が不安でNG
インドネシアはリゾートだから気分がのらず
中米もコロナ後の治安がまだ不安

と、いうことで結果
ウズベキスタンVSヨーロッパ
での選択となりました。

そうと決まれば航空券探しです。

ウズベキスタン サマルカンド 航空券
最安値 約50万円(乗り継ぎ2回)
最安値 約100万円(乗り継ぎ1回)

こ、今回はヨーロッパにしておいてやるか。コロナの規制緩和も早かったし、治安もいいし、、、、、

てなわけでヨーロッパのどこに行くかを考えました。
行ったことのあるところを除外して・・・

ロシアに近いところを除外して・・・

どこに行くかで数日間、悩みました。
早く決めないと長期休暇もとれないし、早く決めないとなぁ

9月7日

テレビからハイジとクララを使ったCMが流れてきました。

あ、世界名作劇場。
あ、フランダースの犬
ルーベンスの絵だよってツイートしたいな

行先がベルギーに決まりました。

そうと決まれば、航空券検索です。
ベルギー 航空券 格安

なんとなく探したところ、
10月であればまだ普通の値段の航空券が見つかりました。
そのため、10月3週目をターゲットに検索

ここで、ビフォアコロナとの大きな違い

違いその1
ロシアの上が飛べない
はい、皆さんご存じウクライナ侵略戦争ですね。

よって、航空券のルートが限られているため、必然的に値段が上がります。

違いその2
燃油代(サーチャージ)が高い。
後述しますが、めっちゃ高いです。

違いその3
円安
日本の価値が単純に落ちたのか、ご存じの通り円安です。

そのため、検索した結果、下記のような値段で航空券が見つかりました。

パターン1
カタール経由
メリット:燃油代が安くなるため、費用が安い
デメリット:乗り換え片道30時間以上になる

パターン2
ウィーン経由
メリット:乗り換えあっても20時間くらいでつける
デメリット:燃油代がやっぱり高い

パターン1だと約15万、2だと25万ほどの往復料金でした。
なんと、燃油代だけで約10万円

戦争の余波もあり、円安もありでめっちゃ高いのですよ。
ただ、自分の場合、
・3年分の海外旅行費用が使われていない
・貴重な夏休みをフルで満喫したい
という心からパターン2、往復だけで25万円のチケットを確保しました。

オトナ力ってやつですね。

ここから先は現地情報の検索です。
ルクセンブルクは9月6日に規制緩和予定
オランダは緩和済、ドイツは緩和済、ベルギーは緩和済

ただし、ご時世次第ではどの国も再規制の可能性あり
当然ですよね。

9月8日以降、毎日各国の大使館情報を検索しました。

規制されていない
規制されていない
規制されていない

出発一週間前でも規制される雰囲気がなかったのでようやく安心して最後の準備を始めました。

まずは海外SIMの準備
Amazonさんに頼めばなんでも手に入る世の中
ヨーロッパ全域で使える20GBのSIMがたったの2500円で手に入りました。
これで暇な時間にツイッター何かあっても連絡がとれますね。
次に現金の両替
円安もあり、BUYが1ユーロあたり約150円
高い、高すぎるよ。。。
300ユーロほど用意して、後は現地でキャッシングOrキャッシュレスにしました。
結論から言うと、100ユーロも用意しなくて良かったです。
むしろ現金使えないところの方が多いくらいでした。

後は仕事関連の人に予防線を張りまくって、

10月7日
出国

何か、書類を求められるだろうか?
念のためにPCRも受けておいたぞ?

こんな気持ちで緊張しながら出国審査を受けました。
結果は問題なし。
日本からの脱出成功です!

ただ、成田空港はまだまだ閉まっている飲食店だらけでとても寂しい雰囲気でした。
成田空港名物、並ばなくて食べられる松戸とみ田も無期閉店
早く経済のこともあり、日本の玄関としての活気を取り戻してほしいと切に願いました。

そして、ついに飛行機に乗り込んだ結果
ガラガラ
全体の10%ほどしか席が埋まっていません。

マスごみさんや政治が煽った結果ですよね。
とても寂しい機内でした。トイレなんかすぐ行けたのは快適だったけど。

乗ること10余時間

乗り換え国であるオーストリア、ウィーン空港に到着!

シェンゲン協定加盟国であるため、ここで入国審査になります。

正直、めちゃくちゃビクビクしてました。
ネットの情報では
全ての規制は撤廃済
何の証明書もいらないためビフォアコロナと同じ

こう書いてあったため、無事に入国できると頭ではわかっています。

ただ、アフターコロナ初の海外旅行

飛行機が飛んでいる間に何か変わったかもしれません。

ビビりながら入国の列に並んでいたら、
自分の前に並んでいた大学生が入国審査官に話しかけられている声が聞こえてきました。(英語)

審査官「やぁ、オーストリアは初めてか?」
学生「はい、初めてです」
審査官「何日くらいいるんだ?」
学生「オーストリアには5日間くらいです」
審査官「それはいい、しっかりと楽しめよ!良い旅を!」

ひげ面のおじさんがとても素晴らしいでコミュニケーションで緊張をほぐしてあげていました。
自分もこの人の列で良かったなと思いつつ、自分の番が来たので進みます。

審査官「ん?(パラパラパラとパスポートを捲りながら)お前、めっちゃ旅行してるな!すげえな!」
自分「好きなんですよ。旅行」
審査官「アフターコロナは初めてか?」
自分「もちろん、本当に楽しみにして、ここまで来ました」
審査官「旅の終わりでお前が最高の笑顔でいられることを祈っている!(スタンプをここで押印)」

この瞬間、旅に出て良かったと思いました。
最高の気分での旅行開始です。

ここから先の旅行に関しては普通の海外旅行なので割愛します。
興味のある人はツイッターで
#2022僕の夏休み
で検索してくれたら見られるのでどうぞご覧ください。

最後に、アフターコロナと円安、世界物価の上昇、日本が貧しくなった影響が予算に出ました。

ビフォアコロナの海外旅行
9日間:現地滞在費用(宿+毎晩酒を伴う飯) → 約12万円

アフターコロナの海外旅行
9日間:現地滞在費用(宿+毎晩酒を伴う飯) → 約22万円

来年も無事に海外に行けますように。。。
できれば二回くらい。。。

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