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趣味はなんですか?と言われると「本屋さんに行くことです」というぐらい本が好きな私ですが、先日、本屋さんに行ったところ、学習参考書のところで高校生らしき数人があ「どれにする?」と迷っていました。
ということで、今回の記事は、英単語帳の選び方を私の独断と偏見からお伝えします。

まず、大前提として私は単語帳は好きではありません。あの単調な感じがどうも苦手なんです。
しかし、中には素晴らしい単語帳が存在することも事実です。ということで、英単語帳に外せないポイントを3点お伝えします。

文章の中でどのように使われるかがわかるもの

まず、英単語と日本語の意味だけしか載っていないものは除外します。なぜならば、英単語は文章の中で、どのように使われるかが大事だからです。
例えば、makeという単語。超基本の単語ですが、「作る」という意味はもちろんのこと、「OをCにさせる」という重要な使い方もあります。
このように、単語だけで覚えるよりも、文章の中でどのように使われているかをみる。そして音読で自動化していくというプロセスが効果的です。
ぜひ、文章が載っている単語帳を探してみてください。

音源があるもの

英語学習に音源は外せません。「リスニングないし・・・」ではなく、読解のスピードを上げるためにも、音からインプットすることは重要になってきます。
さらに、五感を多く使う方が記憶にも定着しやすいことがわかっています。
ぜひ、英文を読み上げている音源がついた単語帳を入手してください。

単語帳や参考書で浮気しない

これもよくありがちですが、自分が選んだ単語帳や参考書は最後までやり切るようにしましょう。コロコロと単語帳や参考書を変えていては、単語帳や参考書の最初の方しか身につきません。
1冊選んで、それをとことんやり切ってください。
目標は夏休み中に、単語帳であれば2週程度読むことです

単語ばかりせずに、英文と向き合おう

最後に、最も重要なことをお伝えします。単語は寝る前に5回程度文章を音読するぐらいで大丈夫です。
それよりも、英文を正確に読み解く力を受験生はまず身につけてください。特に、国公立大学の志望者は、二次試験でほぼ必ず和訳せよという問題が出ます。英文の複雑な構造を自力で読み解けるようにしてください。

ざっくりと意味がわかるというのは、意識せずとも文章を読んでいればいずれ身につきますが、正確な日本語に直すということは、かなりのレベルが要求されます。そして、訓練を積まないとできるようにはなりません。
この夏休みで、文章を読み解く方法を学んでください。




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