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城山羊の会「埋める女」を観てきました!

作・演出:山内ケンジ
出演:岩谷健司、奥田洋平、岡部たかし、福井夏、板倉奈津子 ほか
劇場:ザ・スズナリ
観劇日:2018年12月15日(土曜) 19:30〜

何気ない会話なのに、うまく噛み合わなかったり、絶妙にずれたり、テンションが違ったり……。非日常的な、されどリアルな言葉のやり取りに笑わされたり、ドキッとしたりするのが、山内作品の醍醐味だと思っています。

今回は、そんな会話劇の面白さはそのままに、劇空間を客席につなげたり、これまでになかった暗転効果や、ジワジワとくる奇妙な衣装など、演出面でも斬新さが感じられる作品でした。

ですが、これまでの作品に比べると、後半の盛り上がりは弱かったかなぁと。真面目かっ! もっとナンセンスで、強引な展開でもいいのに、と思ったりしました。もちろん、個人的な感想です。

この作品を最後に、城山羊の会の活動が一旦休止されるとの情報を耳にしました。残念です。

それから、観にいった回では、途中から客席で小さく鳴り続けるケータイのバイブ音が気になって、観劇に集中できませんでした。残園でした。すぐに電源をオフにできない事情があったのでしょうか? 近くに座っている人は注意できなかったのでしょうか? 非常に気になりました。マナーを守れない人は、お芝居を観に来ないでほしいですね。

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