劇壇ガルバ「森から来たカーニバル」を観てきました!

脚本:別役実
演出:山崎一
出演:高田聖子、大石継太、本多力、安澤千草、高橋恵子 ほか
劇場:下北沢駅前劇場
観劇日:12月1日(土曜)18:00〜

俳優の山崎一さんが旗揚げした劇団(というよりも個人プロデュース)の第1弾。別役実作品で、出演陣も小劇場とは思えないほど豪華な顔ぶれだったので、観に行ってきました。

開幕直前に公演を知り、当日引換券で入場しましたが、4列目の中央という良席。土曜のソワレなのに、後方に空席があり、“制作、もっと頑張れよ” と他人事ながらに思いました。きっちり宣伝したら、すぐに売り切れるような座席数ですしね。

この「森から来たカーニバル」、戯曲を読んだことはないのですが、別役作品らしい不条理的で、なおかつエンターテインメント性の高い作品と感じました。深く考えることなく、気楽に笑いながら見て、あとで反芻して、作品に秘められた風刺や皮肉、台詞の逆説などを読み解いていく作品なのかなぁと。

実際に、観ていて楽しかったし、役者さんたちの演技も素晴らしかったのですが、読後感ならぬ観後感というか、じっくり考えてみたくなるような反動は少なかったかなぁと。不条理劇って、ただ、不条理だと単なるナンセンスになってしまうじゃないですか。でも、山崎一さんなりの解釈があったと思うんですよ。それが伝わった上で、観客それぞれが「そうだ」「いや、違う」と思ったり……。演出に、もうひと工夫欲しかったのが本音です。

わがままな観客で、すみません。

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村元正剛

村元正剛の観劇ノート

あくまで個人の感想です。
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