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はえぎわ「桜のその薗」を観てきました!

作・演出:ノゾエ征爾
出演:中薗菜々子、川上友里、竹口龍茶、井内ミワク、鳥島明 ほか
劇場:ザ・スズナリ
観劇日:2019年2月3日

「はえぎわ」という劇団の20周年記念作品。主宰のノゾエ征爾さんの名前は知っていましたが、劇団のことはよく知らず、今回が初見でした。

20周年にちなんで、演劇を志した者のビフォー・アフターといった要素や、作者の人生観、劇空間における不条理など、かなり複合的な内容。だったと思います。でも、僕にはよくわかりませんでした。細かい部分はわからなくてもメッセージが伝わる芝居や、観客が勝手な解釈を楽しめる芝居もありますが、どれにも当てはまらないように思いました。

端的に言えば、面白く感じれらませんでした。観ていて心地よくなったり、寂しくなったり、ハッピーになったり、そういう感情の揺さぶりもなかったです。ただ、1時間半のわりには長いなぁと。あ〜終わった〜! と思ったら、まだ続いて、でも、驚くような展開もなく......。

役者さんはとても個性的でした。川上友里さん、井内ミワクさんのお二人は、そもそも好きなタイプの役者ではないものの、笑わせてくれて、なるほどなぁ〜と台詞に共鳴できる場面もあったり。でも、それだけなんですよね。

Twitterなどで、はえぎわをよく観る人の感想を読むと、この作品は、ノゾエさんの昨今の作風とは異なるようです。普段は、もっと面白いのかな? 今回が最初で最後、というわけではなく、次回作も観てみたいと思います。

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