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１７歳の時にイタリアで年間留学してから、
僕は多くの時間を日本の外で過ごしてきたが、

２０１９年は僕にとって初めて

「足踏みを止めた年」だった。

…

「前に進むよりも、止まりたい」

そう、自分自身の心の在り方に忠実になれた年だった。

…

クルーズで働きながら１年に３０カ国まわった経験は、
それはそれは掛け替えのないものであったが、

マルチリンガルの僕は
言語ボケ、季節ボケ、時差ボケ、地域ボケで、

だんだんと理性を無くし、

自分自身が地球上のどこにいて、何をしているか、
時間が経過するたびにわからなくなり、

頭痛を覚えるようになっていった。

…

日本東京にいても、ロシア、アルゼンチン、モロッコにいるような感覚。
「面白い」なんてものではない。

誰に言ってもなかなか理解してもらえなくて、
ストレス過多となり、

遊園地でコーヒーカップのアトラクションに乗ったかのように、
天井と床が急速に回り出して、

この春は何度も歩けなくて床に寝込んだ。

…
遅いかな？
２８歳にして、アウトプットの大切に気づけた！（２）　へ
続く。

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