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メガトン級ムサシ シーズン3を予想する⑥




はじめに

 今回は、『メガトン級ムサシW(ワイアード)』の予想についてお伝えします。LEVEL5 VISION2023 Ⅱ内で公開されたティザーPV2により新しい情報も出ましたが、まだまだ明かされていない情報もあります。今回はそれについて予想していきます。


メガトン級ムサシW(ワイアード)について


ムサシワイアードの正体

 今回はティザーPV2で明かされた巨大な機体『ムサシワイアード』について予想します。『ムサシワイアード』は敵として登場するが、正体は不明です。ここでは『ムサシワイアード』の正体を予想します。私が予想する『ムサシワイアード』の正体は以下の5つです。

  1. 巨大ローグ

  2. ローグとアニマスのキメラ

  3. ローグと未来のキメラ

  4. ローグとエフィンロアのキメラ

  5. ローグの融合体

 個人的に、『ムサシワイアード』の正体は3か5だと予想しています。『ムサシワイアード』はローグにしては巨大だからです。もちろん、それ以外の可能性も充分にあります。

ムサシW(ワイアード)の意味

 そして、『メガトン級ムサシ』完結編のタイトルであり、敵機体の名でもある『ムサシワイアード』のワイアードにも意味があるのではないでしょうか。ワイアードの意味を調べるとこうあります。

 有線の他にネットスラング用語では熱狂したという意味もあります。恐らくですが両方の意味が込められているのではないでしょうか。
 『ムサシワイアード』にエフィンロアに捕縛された未来が乗る機体だという予想があります。そうなると、文字通り有線に縛られているという意味になります。

 現行作品の『メガトン級ムサシX(クロス)』にも複数の意味が込められていると考えられます。シドル人と地球人(テラーシュ)が交差する。シドル人と地球人の子供である浅海未来が生まれる。そして、『メガトン級ムサシ』は旧約聖書やキリスト教モチーフが散りばめられています。
 それらを合わせて『メガトン級ムサシ』シーズン2の名前は『メガトン級ムサシX(クロス)』なのではないでしょうか。


アニマスの語源

 アニマスの語源はラテン語の『animus』です。これは英語版のプレイ動画で明かされました。
『animus』の意味は生命、知力です。また、ラテン語は男性形と女性形と中性形があり、「-us」で終わると男性形、「-a」で終わると女性形になります。アニマスの女性形はアニマ「anima」となります。
 つまり、男性形であるアニマスはオスになりますが、そもそもアニマスが有性生殖か無性生殖か分かりませんので現状は何も言えません。


楽園追放

 ティザーPV2ではパイロットととして操作出来るキャラクターが次々に登場する場面がありました。その最後に登場したのはなんとアダムとイブです。エルゼド陣営の主要人物で、現状は敵ですが、もしかすると仲間になるのかもしれません。
 『メガトン級ムサシ』のアダムとイブが住んでいた空間は『エデンの園』です。『エデンの園』といえば、旧約聖書の楽園追放が思いつきます。
 楽園追放とは旧約聖書の話の一つで、原罪を犯したアダムとイブがエデンの園を追放された事を指します。神との約束を破り、禁断の果実を食べてしまったアダムとイブは、エデンの園を追放されてしまいました。

 この話のように、エフィンロアがアダムとイブを『エデンの園』から追放するのではないでしょうか。或いは、エフィンロアが未来を利用する事を知り、反逆するのかもしれません。


正体不明の登場人物

 続いて、『メガトン級ムサシ』内で正体が明かされていない登場人物について予想します。

アダムとイブの正体

 エルゼド陣営でエフィンロアの部下である事以外、2人については現状何も明かされていません。私が予想するアダムとイブの正体は以下の5つです。

  1. 古代エルゼド人

  2. 現代エルゼド人

  3. エフィンロアに造られた存在

私は3のエフィンロアに造られた存在である可能性が高いと予想しています。『旧約聖書』のアダムとイブは神が創造しました。それと同じように『メガトン級ムサシ』のアダムとイブも造られたのかもしれません。

雨宮零士の正体

 シーズン1から登場していますが、未だに彼の素性は明かされていません。記憶喪失であり、『雨宮零士』という名前もレイダー博士が名付けた仮の名前です。サイコライズ(シフト)の力を宿していますが、理由は明かされていません。
 また、パイロットフィルム版と設定が大きく違うキャラでもあります。パイロットフィルム版では、ドラクターの刺客で現在のアーシェムの立ち位置でした。
 ここまで設定を大きく変えたのは、単に記憶喪失のパイロットを描きたかったからでしょうか。それだけではないはずです。個人的に予想しているのは以下の5つです。

  1. 古代エルゼド人

  2. 現代エルゼド人

  3. 共鳴現象を起こした地球人(大和と同様)

  4. エフィンロアの実験体

  5. アダムとイブの息子

4のエフィンロアの実験体についてですが、エフィンロアは未来の誕生に関与する前に何度か実験をしているのではないかと予想しています。アダムとイブもその最中に生まれたかもしれません。
その実験の中で零士が産まれましたが、失敗作として捨てたのではないでしょうか。
 『メガトン級ムサシ』内では既に実験動物について描写されています。それがもし、エフィンロアについての伏線ならどうでしょうか。彼を拾ったレイダー博士はマッドサイエンティストとして描かれましたが、ひょっとすると本当のマッドサイエンティストはエフィンロアかもしれません。


アーシェムは何故『天使』なのか

 ドラクターことシドルの機体は、サタンやフェニックス、バルログ等といった悪魔の名が付けられています。また、シドルの先祖であるカムウも神に反する者として悪魔の要素が込められているのではないかと考えています。

 しかし、そのシドルを治めるアーシェムは天使と呼ばれています。『メガトン級ムサシ』シーズン1ED『滅亡世界のバラッド』では『滅亡世界に降り立った最後の天使を追いかけて』という歌詞があります。また、シーズン2最終話の28話では天使の羽根が生えたアーシェムが描かれています。それに加え、女王の母艦であるホワイトローズ号は白を基調とした神々しい見た目でした。
 そして『メガトン級ムサシX(クロス)』内にはキャラごとに称号がありますが、アーシェムの称号名は『世界を変える異星の天使』でした。

 何故、悪魔であるシドルを束ねるアーシェムは、天使と呼ばれているのでしょうか。悪魔の一種であるルシファーは、堕天使と呼ばれる場合もあります。もしかするとアーシェムはシドルの女王でありながら、エルゼドの力も持っているのかもしれません。


 それを踏まえてアーシェム、シドルの女王の血族の正体を予想します。

  1. エルゼドとカムウの共通の先祖の子孫

  2. エルゼドとカムウの混血児の子孫

  3. エルゼドの離反者の子孫

  4. エルゼドの力を持つカムウの子孫

 アーシェムが呼び出した蝶型のアニマスは、壁画内でエルゼドの騎士とカムウの兵を見張っていました。もしかすると、エルゼドとカムウの間を取り持つ存在だったかもしれません。エルゼドとカムウは共通の先祖から分岐したと考えていますが、もしかするとアーシェムはその先祖の力を持っているのかもしれません。

(壁画はこちらのサイトから見られます。また、合言葉は『ぷちっと級ムサシ』28話のアーシェムのセリフです。)

あとがき

 今回は『メガトン級ムサシ』シーズン3の予想第6弾でした。『メガトン級ムサシW(ワイアード)』発売まで約半年になりました。恐らく発売日直前の2024年4月に開催される『LEVEL5 VISION 2024 TO THE WORLD'S CHILDREN』では新たなPVが公開されるはずです。それまでに何度か考察していきますので楽しみにしてください。それでは、また会いましょう!
(2024年4月19日追記)
『LEVEL5 VISION 2024 TO THE WORLD'S CHILDREN』は2024年夏に延期されると公式発表がありました。『メガトン級ムサシW』の情報が出るかは分かりませんが、続報を待ちましょう。


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