【＃クラウドファンディング】■『小さく支援』の枠が、助かります。【気軽に ＃拡散 が出来るので。】
こんにちは。最近は『PICTURE BOOK』というプラットフォームをよく観てる中崎です。
さて今日は『SNSで拡散する側』から見た「良いクラウドファンディングの特徴」についてつらつらと。
こちらとしても『PICTURE BOOK に"ログイン"してくれる人を増やしたい！』という願いがあるので、良ければ一つの参考にしてください。よろしくお願いします。
▼普段は時たま、『西野亮廣エンタメ研究所』の過去記事を勉強してます！
■⓪定義。『良いクラウドファンディング』では『集客力の証明』が出来ている。
正直に言うと、『記念受験』みたいな企画は大体スベります。
理由は単に「あぁ、特に"勉強してこなかった"んだな。」と全員に見透かされるので気持ちがすごく冷めてしまう。これでは良くない。
具体的には
①告知してない。
②支援者を前もって集めていない。
③文言が如何にもコピペ。
④画像が適当。
⑤やたらと自己中な長文や言い分の羅列。
⑥所詮、身内ノリ。
などなどの…
要は「あ、コイツ『集客』を運に任せたな。」とバレたら一発アウト。
別に咎めはしませんが、この場合は当然『すぐ隣で"ガチ勢のお祭り"が開催中』なので…多くのお客さんは真っ先にそちらに流れます。
よって「ハンパな企画」で浅い身内を集めた場合、結局そのすぐ隣の「本気のお祭り」に自前のファンが一気に魅了されてしまうので。結果的にコツコツ貯めた「お金」も「客層」も「信用」も、その迂闊な『記念受験』の動機のせいで『大手の本気』に全てを無償で捧げる羽目になるでしょう。
結局『運任せ』では、高確率で"まさかの支援"は集まらないのです。
※追記。
もしも『アレ？このクラファンに何か違和感を感じるぞ…？』と感じた場合、試しに『コレは"集客"的に正しいか？』を逐一チェックしてみてください。『人数』を気にせず『金額』だけが欲しいなら、素直にこっそりと銀行から借り入れるなりした方が余計な恥を公開で晒さずに済むでしょうから。
やはり"クラファンならでは"を活かすなら『集客力の証明』に使うのが1番です。
此処でしっかりと貯めた『信用を可視化』して、そして次の本命の使い道に『行列の勢い』を残さず注ぐ。
そういう意図が込められている企画は、とても美しい企画だと感じます。
■ポイント①『企画』と『人数』、からの『熱狂』へ。
さて、そもそも『クラファンでまとめたエネルギーを次に流す』を果たすには、まずは『クラファン自体にエネルギーをかき集める』事が大切です。
特に目安『初日24時間以内に、目標金額の20%を達成する』条件がクラファンの伝統的な成功企画の共通、"ジンクス"なれば。
そういう訳で、まずはオーナーさんには『参加したくなるお祭り』を作って頂けるとこちらも追加で拡散（風）を吹かせやすい。
勿論、理想は「そもそも自前で"支援してくれる人"を祭りの前に確保する」という地道な根回しで、そしてその『数字の勢い』（評判）をもって更に"初見の観光客の方々"をどんどんとお祭り騒ぎに巻き込むのが1番です。
そしてその為には「いくら金額が動いたか」以上に実は「何人加わったか？」の数字を丁寧に動かしたい。
コレはいわば『投票』であり『来客数』。
一度重なればもう二度と"減らない"数字であるし、もっと言えば「初参加」の方々を企画者さんの「コアファン」として新たに抱き込むチャンスです。
あくまでも本命は『クラファンの先の実現プロジェクト』の方ですからね。
そして願わくば『レビュー』や『シェア』や、『リツイート』更には『口コミ』などが一気に起きれば理想的。
コレは長いお祭りの期間中、（下手すれば90日間連続で）童話のように『（たった1人で）オオカミが来たぞー！！』と孤独に告知するよりは、やはり『あそこの祭りがよかったよー。』という参加者さんの声を丁寧に拾い集める方が余程『祭りの熱量』を健全に維持出来ます。
悲しい事ですが、「家電量販店の店員さん1人の熱量」よりも「スマホで見れるAmazonレビュー（複数）」を信じてしまうのが現代人の性なのです。
という訳で、大事なその『行列』『感想』を作る為に仕掛けて欲しいのが『小さな支援枠』である「500円位のリターン」です。
この枠では「お金そのもの」をダイレクトに支援して貰う以上に、実は「間接的な広告力を支援してもらう」位の気持ちがクラファン特有のお祭り騒ぎにはよいのかも。
なので出来れば、（企画者のメンタルを保つ為にも！）『小さいリターン』を丁寧に置いて頂けると助かります。オススメです。
そして…
■ポイント②『集客力がある』なら『広告効果』も見込める以上。
当然ですが、『行列』を証明してくれるなら「そこに広告を出したい！」と望む高額スポンサー様も現れます。
想像してみて欲しいのですが、もしも「貴方のお名前」が何処かのお祭りの看板に掲載されるとし…
但し肝心のお祭りが、「どうしようもなく過疎っている状況」は正直とても寂しいと思われます。
流石に辛すぎる。
いえ、せめてまだ『誰にも見つからなかった』位ならまだマシです。
もっと最悪なのは『過疎っている絵面』がTwitterやYouTubeでネタにされた時ですね。
悪ふざけで投稿した人が幾ら"バズる"ないし"炎上"したとして、その際「すごく人気が無い事を公に拡散される」というのは恐ろしくメンタルに負担がかかります。
そんな形で、「認知」を拡大したくなかったはず。
という可能性を踏まえると、やっぱり『確実に集客出来る場所』或いは『既に集客力がある人』に自社の看板を広告する方が安心です。
なのでやはり、此処でも『支援者数』を確保せねば肝心の『高額支援』が売れません。
というか何なら、現代では『中所得層から均等に支援してもらう』選択肢が恐ろしく困難になりました。
どの道今後は「弱い人には低負担」かつ「豊かな人にこそ高待遇」を実行しないとこの日本国内では戦えません。
そういう意味でも『なるべく少額のリターン』と『希少な高額リターン』は大きく力を入れて良いと思われます。確実に。
▼『VIP戦略』がとても勉強になります。（無料）
そして最後に私の本音を言うと…
■ポイント③『拡散する側』としては『フォロワーさんに"謎の高額支援"を強いるのがすごくイヤ。』
イヤですね。
いや、そこまで直接的に言わなくても、或いはもっと別の表現で…
いや、やっぱり"すごくイヤ"ですね。
思わず折角の新機能「noteAIによる婉曲表現」を拒否する程度には"ハンパなくイヤ"だと告げざるを得ない程。
本当に当たり前の事ですが、こちら『拡散側』も当然「拡散して良かった！」と思いたいので…流石に「コレ、本当に支援しても大丈夫か…？」みたいな企画は堂々と拡散は出来ません。
その僅かな違和感を放置したままうっかり告知してオススメし、それで大事なフォロワーさんが大きな身銭を支払い、そして最後に"嫌な思い"をされた日にはもう目も当てられません。
しかもその動機が「だって〇〇さんの情報だから！」或いは「少しは日々の恩を返そうと思って…」みたいな『拡散した側の信用貯金』ありきの支援理由だと"ウカツな拡散"の罪は余りに重い。
自らが『3000円支援しました！』と投稿するのは最高ですが、だからと言って「だから、貴方たちも私の同調圧力に屈してね！」と善意で暗に迫るのは最低です。
こちらとしては精々「一目、この企画を知ってみて欲しい！」位の動機で拡散した訳で、何も「友達なんだし、後は言わなくとも解るよね？」みたいな憶測/解釈を無意味にして欲しかった訳じゃない。
そして、もしもそういう"誤解が生じた時"のリスクも考えて…
色々考えると、せめてこういう「500円のリターン」で"義理は果たした"と相手側が不要な罪悪感を手放せる企画の方が安心です。
繰り返しますが、『知ってしまった』からといて『支援する義務』は一切ありません。
拡散側としては『無料で行動』する筈がなく、あくまでも『各々の信用貯金』をじっくり天秤にかけて『（それでも）拡散する/しない』を決めています。
なので、『どうしても拡散してほしい』のなら尚更に『500円リターン』を置く事で"拡散者の信用が無駄にすり減るリスク"を限界まで減らして欲しい。
そうでなければ『確実な企画』（もう集客が成立した後）でしか追加の拡散は不可能です。
酷かもしれませんが、"そこそこ高額の『最低金額』"を設定した場合は、どうか"拡散"を希望しないで下さい。
という訳で、ボチボチまとめると…
■まとめ。
兎に角『少額のリターン』を置いてくれた方が"拡散"しやすいのです…！
「企画者」のメリットは
①『集客力の証明』という"万能カード"をwebにずっと掲載できる事。
②『コアファンを作る機会』を沢山生み出せる事。
③『広告力』が上がるので『高額スポンサー』が期待できる事。
「支援者」のメリットは
①『拡散された義理』を緩く果たせる事。
②『クラファン文化』にログイン出来る事。
「拡散者」のメリットは
①『フォロワーさんの負担』を限界まで下げられる事。
②『クラファン文化』にログインして貰える事。
デメリットとしては、正直特になさそうな？
だって搾り尽くしたら『クラファン後の本命』への"顧客のエネルギー"が無駄に途絶えます。
という訳で身勝手ながら、『拡散する側の一意見』でありました。
どうか皆様のクラウドファンディング《お祭り》がより魅力的に活性化する事を願います。
それでは、また。
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