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闇の地獄魔法少女パッション★ヘルゲート!【第3話】

第2話に戻りたい?
第3話「周りの迷惑考えて!」


基本的に魔法少女の戦いは、どちらかが隔離領域を形成した後行うのが基本である。周囲の建造物や一般人に危険が及ぶのを避けるためだ。
だが今回は……。

「僕が行くよ!」ヘルスウォームが使い魔イナゴの大群を召喚!

「ローカストレギオン!!」あらゆる草木を貪るイナゴの軍勢の前に花吹雪の力が一気に衰え、反撃の好機だ。
「遠慮なくやっちゃうわね?」ヘルチャームはアクロバット回避姿勢から急降下、攻勢に転じる!

「リーダー、今援護する!」「ええい殴り込みよ!」マリンパステルとスターパステルも参戦、乱戦が開始された!


「あぁ、店が滅茶苦茶に……」コンビニ店員の嘆きの声。

それにいち早く気付いたのはヘルリーパーだ。「……あたいが何とかする」一瞬だけ店員の方を向くと、再び仲間の方に視線を戻す。「それでいい?」


「トゥインクルスプラッシュ!!」マリンパステルが魔法の波飛沫を放つ!
「トゥインクルメテオール!!」スターパステルが魔法の流星群を放つ!

「させないわ、チャームボルト!!」「まだまだ、フラワーシールド!!」ヘルチャームが紫電の矢を放ち援護攻撃に割り込もうとするが、フラワーパステルの花の防壁に防がれる!

「やってやるぜ!」「意外と侮れないわね」ヘルファイアとヘルフローズンも前に出る。


「あれ聞こえてないね多分……まあいいかな」ヘルリーパーは糸杉の長杖を床に突いた。

「……ネザーフィールド」

影のオーラが床から噴き上がり、パッション★ヘルゲートとパステル☆彡トゥインクルの姿を完全に覆い隠した後……。

店内から忽然と皆の姿が消えた。


第4話に続くのよ!

スキするとお姉さんの秘密や海の神秘のメッセージが聞けたりするわよ。