【第４話に戻りたい？】
第５話「悪しき光と懲らす闇！」

『すみませんでしたっ！！』

パステル☆彡トゥインクルの三人が揃って頭を深々と下げる。

この展開にはパッション★ヘルゲートも困惑を隠せない。
「何だ、降参か？」「待つのよファイア、これは罠かもしれない」「嫌な予感がするよ」
ヘルフローズンとヘルスウォームは警戒を解かない。だが他のメンバーは……。
「ほら見ろよ、ちゃんと謝ってるだろ！」「どっちにしろ、アタシが可愛がってあげる」「柘榴美味しいよ……」

頭を下げていた三人が突如突撃に転じる！

『降参すると思ったか！』パステル☆彡トゥインクル、再び卑劣な不意打ち！
「卑怯者が！」ヘルファイアが怒りを露にする。「何とでも言いな、まずはあの黒いのから狙ってくよ！」
フラワーパステルのその言葉にパッション★ヘルゲートの皆が表情を変えた……！

端的には『それだけはやめとけ』といった感じだ。

だが三人は気付かない！
「パステルサンフラワー！！」フラワーパステルが円盤投げの如く向日葵を投擲！
「パステルマリンジェット！！」マリンパステルが水流を矢のように発射！
「パステルスターソード！！」スターパステルが巨大手裏剣じみた光六方星を投擲！

「あーもう、面倒……」ヘルリーパーが呟き、長杖を振るう。
すると向日葵は一瞬で枯れて砕け散り、水流は力を失って四散。六方星は……。
「……はい」「うわ危ねえ！」弾き返された。杖先には死神の大鎌じみた魔法刃が深紅に輝く。

「ちくしょおー！」スターパステルが再び突撃！手にしたスターソードで直接斬りかかる！

「あ……」

その前に大鎌の魔法刃が胸から突き出し、彼女の魔力を刈り取っていった。
そのままその場に崩れ落ち、変身が解ける！「……一応手加減したから……」

「ああ、仲間がやられた！」「一人で突っ込むから！」残る二人は混乱状態だ！

「フローズン、いつものいくぜ！」「わかったわ、あれでしょ？」
『獄炎鬼弾！氷結風花！氷炎嵐撃！！』炎と氷の合体攻撃だ！
「フラワーシール……ああぁーっ！！」防ぎきれない！フラワーパステルも変身が解ける！

「不味いどうしよう」狼狽するマリンパステルの上からヘルチャームが降下！
「チャームエアダイブ！！」一気に押し倒す！「大丈夫よ、痛くしないから……」耳元で囁く。

そしてヘルスウォームは……「僕出なくていいよね」

一つの戦いが終わろうとしていた。

【第６話に続くのよ！】