錦糸町PARCOは城東地区の希望の光となるか

錦糸町PARCOがいよいよオープンした。
早速オープン日に見学してきたのだが、人、人、人の群れでエスカレーターすらまともに乗れない程の盛況ぶり。
待ちに待った、という言葉がこれほどしっくり来るとは驚きだ。

錦糸町と言えば東の玄関口、という勝手な思い込みがあるのだが、大型ショッピングモール、飲食店はもちろん夜のお店、場外馬券売り場に至るまで、個人的には「大人の街」として発展するものだと願っていた。私の願いは思わぬ形で叶えられなかったが、果たしてこの先「城東地区」はどうなっていくのかと考えてみた。

アイドルの聖地と言われた「サンストリート亀戸」が閉鎖されてから3年が経つ。その前後、錦糸町・押上地域は獅子奮迅の活躍(むしろ最後のあがき)をしていたように思う。城東地区と言えば「小岩」「葛西」が思い立つが、つい先日『翔んで埼玉』にて「西葛西って千葉だと思っていた」などと揶揄されるように、「千葉の方」感が拭えないのだ。何もない。映画館も錦糸町と船堀(城東地区以外ではあまり知られていない)しかない。色んな意味で「昭和が残る街」だと思っている。そんな城東地区に「PARCO」が出店するとあっては興奮も理解できる。

「どこも行くところがない」人たちの流れはどう変わるのか
「とりあえず行ってみるか」の選択肢に錦糸町PARCOは加わるのか
「千葉県の方」と言われ続けた城東地区民は、東京都民と認められるのか

すべての鍵は錦糸町が握っている

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