そんなこんなで、あの日から3年。
2016年9月14日。3年前の今日の日、私はママになりました。
15時間に及ぶ出産は、辛かった…の一言では言い表せないほど、壮絶な体験。
昔から体力はある方だったし、誰もが認める負けず嫌い。フィジカル&メンタルタフネスだと、自信がありました。
けども。
出産のときは、コワイイタイコワイイタイのオンパレードでほとんど記憶ございません。
覚えているのは、
・陣痛に耐える雄たけび(絶対自分は発しないと思っていなくても自然に出てしまう)が「グオー」とか「ギャー」とか、野太いものだと思っていたのに「ファーアアアアアアアア♪」というソプラノ歌手なみの高音だったこと。発している本人も「え、なにこれ、こんな声なの!?」とそれでまたパニックに(笑)。
・陣痛が辛すぎて何も食べたくない飲みたくない状態だったときに、助産師さんが小さいおにぎりを作ってくれて食べさせてくれたこと。食べさせてくれたというよりは、半ば強引に押し込まれ、「優しそうに見えて、この助産婦さん、なかなかだな。」とふっと我に返った瞬間があった。
・「赤ちゃんがなかなか降りてこない」とのことで、陣痛MAXの時にスクワットを何回もやったこと。これですね…拷問に近い。普通のスクワットもやったけど、ベットにうつ伏せになり、お腹の下にバランスボールを置いて、陣痛MAXの時に、ベット上部にある手すりを思いっきりひっぱる!!イタイイイイイ!!という記憶。
赤ちゃんが出てきたとき、「感動して涙が…」という声を多数聞きますが私の場合は、「お、お、お、終わった…やっと、終わった…、あ、あ、あ、赤ちゃん、かかかかわいい!!!!」という、出産が終わった安堵と感動が入り混じったなんとも不思議な感情でした。
そんなこんなで、あの日から3年。
娘はスクスク育ち、子どもって本当に凄いな、と感心する毎日です。
最近、お話も上手になってきたので「体内記憶」を聞いてみました。
すごくないですか…これ。ママの雄たけびは娘にとって、歌に聞こえたようです…。
体内記憶で言うと、もう一つ。
実はこれ…。妊娠中が暑過ぎて、シャーベットアイスばかり食べていたんです。もしかしたら、へその緒を通じて、娘に伝っていたのかなーと。
毎日発言と行動が最高に面白い。ずっと観察していたい。「育児は最高のクリエイティブだ」って名言を友達がくれましたが、本当にそうだなと。
タイプは小栗旬です。
毎日目まぐるしく日々が過ぎてしまうんだけど、一瞬一瞬の愛おしい瞬間を残したくって、忘れたくなくって、Twitterで呟いてます。
そういえば、妊娠がわかって、2回目の検診。心拍が確認でき、小さいながらも、力強くトクトクと動く心拍を見て感動したことを、今でも鮮明に覚えています。
「ああ、ここからこの子の人生がスタートするんだ」
「人に恋して、愛して、その度にこの心臓がトクトクするんだ」
「辛い事、悲しい事、嬉しい事、幸せな事、すべてこの心臓が受け止めるんだ」
と、母になる決意をした瞬間でもありました。
その時のエコー写真。
娘へ。「幸せにしてあげる!」なんて、大層なこと言えないママだけど、一緒に幸せになろうね。
お誕生日おめでとう。生まれてきてくれて、ありがとう!
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