波紋

「まとめる」ってなんだ。

人生で初めて
「猛省します」という言葉を使った。

約束を守らないことが、そもそも好きじゃない。
人が守らないのは気にならない。けど、自分が誰かと約束したことを守らないのは好きじゃない。

「すみません、明日には必ず出しますので」と阿部さんに連絡して課題の提出を1日待っていただいた。

できるように予定は組んでいたし、絶対やると決めてたのにできなかった自分が悔しかった。課題をやることは自分のためだ。やることがわたしのこれからに繋がっていく。出されなくても誰も困らない。けれど、阿部さんはきちんとリマインドをくださる。提出までの18日間をどう使うのかをきちんと考える。と毎回言ってくださるのも、悔いのないものを作るためにどうするか。やること自体がとにかく大切だって、誰よりも知っているからだと思う。

テーマは映画。NAVERまとめを作る。

見たこともある。活用したこともある。はずだったのに、そもそもNAVERまとめがどうやって「まとめ」られているのか知らなかった。

伝わる(見てもらえる)ようにするためには、「タイトルのつけ方」「写真」「まとめ方」にポイントがあるらしいことがわかったけど、何より難しかったのが「自分ではない誰か」の情報をお借りしてまとめることだった。

誰かの情報を使うことは怖い。自分で責任を負えないのもだけど、その情報によって自分の好きなことを発信したいのに、好きな人、好きなことに迷惑をかけるなんて本末転倒だからだ。でも使わないと「まとめる」ことすらできない。ならばどうする?

少しの裏切りがあったほうがいいかな。タイトルを「あなたはロング派?ショート派?」みたいにして、一見違う情報に見せて読んだら長編映画と短編映画の違いの楽しさを出すとか・・・。あーでも見たことのないものは自分の言葉で書けないし、選べない。よし、やっぱり好きな作品が誰かに届くまとめにしよう!

そんなグルグルを経て作ったのがこちらです。

「スタートはここから!?今だからこそ、ミニシアター系がおもしろい」

そしてできたNAVER講義で阿部さんからもらったコメントがこれ。

「納得感」・・確かに〜足りなかったな。勿体ないことしたぁ・・・。

と思う反面、わたしへのコメントもそうだし、同期へのコメントもそうだけど、阿部さんはただ思ったこと、感じたことを書いてくれているだけじゃない。前に進むために、その人の背中をそっと押してくれるようなコメントになっているんだな、と読んでいて発見があった。だからみんなへのそれぞれのコメントを見ていてもすごく勉強になる。そっか、これが「感動メモ」なんだ。

「まとめ」として足りはしなかった、けれど好きを詰めたからこそいいこともあった。「まとめ」に入れた「1人のダンス」の監督さんがこのまとめを見て喜んでくれていた、とたまたま監督さんとお話しする機会があった同期が教えてくれた。こんな嬉しいことが起こるのか!って同期にも感謝したし、やってよかったなってすごく思った。発信すること、同期と一緒に進んでいることでこんなにも拡がって繋がっていくのか。波紋みたいだ。もうこれ波紋だ!

あと1回で終わってしまう。
だけど、さみしいよりそれ以上に出会えてよかった、やってよかったが増えていく。まだ壁はいっぱいある。できてないこともいっぱいある。だけどわたしは「好き」を武器にして波紋を拡げたい。

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