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entpが成功しにくいのは目的意識が薄いからかも

mbtiでentpだと思われる私。entpは直感力があり本質を見極めることが得意でアイデアを考えることが大好きな反面、地位や名誉を気にせず、コツコツ取り組むのが苦手、社会的に成功を納めにくいことが多いそうです。

私は新しいことを知ることが好きで、いろいろな分野の本を読み、この分野の考え方をこっちの分野に取り入れたらよいのでは?なんて考えます。

人より本を読んでいる自負がありますが、人より知識がない自負もあります!
ずっと、「なんでこんなに本を読んでいるのに、こんなに役に立ってないんだろう」と不思議に思っていました。

また、本質を考えるのが好きで、友達に仕事の相談をされるとコンサルタントのように(?)適切な質問をしながら本質的に問題解決していくことができるのですが、自分の職場ではお世辞にも有能と言える立場ではありません。

なにか要領が悪いなあ...と悩んでいました。
最近気づいたのは、私ってびっくりするほど目的意識がない!ということ。

本を読むのは漠然となにかに役立つだろうと思っているだけなので、読みながらイメージしていないのです。そのせいで知識が記憶に残らない。
データだけ見ていて情報化していない、みたいなことですね。仕事もやらされ感が強く主体的になれていない!

entpって自分の感情が「すっごく面白い!!!」って思っていること自体が目的化しがちなのでは?
知るのが面白い!ってなるとそれを知って何をするかなんてどうでもいいんです。知るのが目的だから。

私は海外に住みたいですが、それも新しい考え方が知りたい!という気持ちによるので、どこの国がいいとか、いまの状況とかは一切考えていないのです。でも目的が漠然としていて一向に実行されない...笑

アレクサンドロス3世もentpと言われることがあります。
アレクサンドロス3世の不思議として
・なぜ東方を目指したのか
・征服した地域は土着の統治に任せた
・帝国はアレクサンドロス3世個人に統合されていたので、死後維持できなかった
などがありますが、私はなんとなくわかる...と思う節があります。

アレクサンドロス3世の目的は東方でも統一でもなかったのでは...?
とにかく知らないことを知ることが面白くて仕方がなかったのだと思います。
知らない文化を見たくて先へ進み続けたら、たまたまそこが東方だったのでしょう。
文化を見たら興味はなくなり統治は任せたのでしょう。
知らない文化を見たくて進み続けていたら巨大帝国になっていたのでしょう。

アレクサンドロス3世は統率力や推進力は評価できるが、長期に渡って帝国を維持するビジョンがないと評価されることがあるが、これは評価する人間が価値を置いているものに左右されると思う。

アレクサンドロス3世が統一した帝国を維持したかったができなかったならそう評価されても仕方がないかもしれない。
でも私には有能なentpに見える。
entp最大の目的である、好奇心を満たすことのために巨大帝国を作り上げ、東方を目指し続けられたことはすごすぎる。

アレクサンドロス3世については読み物が多すぎてじっくり読んでいないので勘違いがあったらごめんなさい。

まあこれくらい能力がある人なら世間が納得する目的がなくてもこれだけの結果が出せるのでしょう。
私は目的を意識してコツコツやる能力を育てた方がよさそうだけど。

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